
おぎやはぎの矢作兼(47)が、今年の『第69回NHK紅白歌合戦』にミュージシャンの米津玄師(27)が、3月発売の『Lemon』が大ヒットを記録したにもかかわらず落選したことについて語っていた。
この発言が出たのは、11月15日深夜放送のラジオ番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)でのこと。番組冒頭、矢作が『紅白歌合戦』の出演者が発表されたことに触れると、自分たちは年末は海外にいることが多く“紅白を見ない派”だったのだが、昨年は12月30日に生放送の仕事が入ったため、矢作は「ふだんは見ない紅白なんかもさ、見たりして」と振り返った。
続けて、AKB48の出場が11回目であることから、自分も年をとったと感じると矢作は言い、「考えられる? ベテランアイドルだよ。ベテランアイドルなんて言葉、今まであった?」と、AKB48グループがアイドルとして長年にわたって活躍していることを称賛。また、“ユーミン”こと、松任谷由実(64)が3回目の出場となったことについて、矢作は「ユーミンなんか普通出ないでしょ。(出演オファーを)断るタイプだよ、あれ」と驚いた。
そして米津玄師が選ばれていないことについて、矢作は「米津さん入ってないっていうのは話題になってるけど。でも、米津さん断るんじゃないの?」「米津さん、変わってんじゃん、だって。あの人、すごい変わり者だぜ」と指摘。相方の小木博明(47)も「ああ、米津さん“断る派”ね」と同意した。
すると、矢作は「かっこ悪いと思ってる人もいるから。米津さん、『紅白』出ないほうがいいって思ってるっぽくない?」と、米津はユーミンのように出演のオファーがあっても断るタイプだと推測。それに対し小木はそれに同意しつつも、『紅白歌合戦』の出場はCDの売上に大きく影響するため出たい人が多いのだが、米津はそもそもCDを買わない若い世代から支持されているので出場に関心がないのではないかと持論を語った。
しかし、矢作は「そういう、普通のこと考えないから」と、商売的な理由ではないと反論。続けて「普通じゃないから、芸術家だから。だって、絵とかうまいんだぜ、米津さん」と、米津がアーティスト志向であることが『紅白歌合戦』に出ない理由だろうと強調すると、小木もこれに納得していた。
「米津玄師はテレビ番組で歌った経験がないことで知られています。しかし、NHK2020応援ソング『パプリカ』の作詞作曲を手がけているため、関係者の間では、サプライズとしての出演があるのではと噂されています。昨年も安室奈美恵(41)の出演が直前まで発表されなかっただけに、ありえない話ではないでしょう」(音楽ライター)――会場には来ないで、中継で歌うパターン?