広瀬すず
広瀬すず

〈さっきまで一緒にいたのにネットニュースで知ったよ。がんばれ〉 こう女優の広瀬アリス(23)がツイッターでつぶやいた相手は、妹の広瀬すず(20)。来年4月スタートのNHK朝ドラマ『なつぞら』のヒロインを務める彼女が、平成最後の『NHK紅白歌合戦』の紅組司会の座を射止めたのだ。

「『なつぞら』は、朝ドラ100作目の記念作品。紅白も平成最後という節目で指名されるということは、それだけNHKの期待が大きいということにほかなりません」(芸能記者)

 下馬評では2016年、17年と2年連続で紅組司会を務めた有村架純や、13年と15年に紅組司会を務めた綾瀬はるかの名前も有力候補として挙がっていたのだが……。

「司会者の最年少記録は、1996年の第47回大会で紅組司会を務めた松たか子の19歳。今回の広瀬は、それに次ぐ20歳での起用です。本格的な番組司会の経験もなく、バラエティ番組への出演も数えるほどですから、彼女にとってもNHKにとっても大きな挑戦と言えるでしょう」(前同)

 ブレイク前から広瀬を取材してきたという評論家の高倉文紀氏は、NHKが広瀬を指名した理由を、こう分析してくれた。「有村さんも、2年連続で司会を務めるなど実績は十分ですが、今回は広瀬さん起用で“新鮮さ”や“意外性”をアピールできると判断したんでしょう」

 また、綾瀬はるかはミスをしても、それがかえって愛される天然キャラだが、「広瀬さんは、これまで演じてきた役柄からイメージされる“今どきのギャル”ではなく、実はどちらかというとまじめでおとなしく、落ち着いたタイプ。初めての番組司会が大舞台になりましたが、そんな彼女の本来の姿が見られたら、それもまた視聴者の目には新鮮に映るでしょうし、好感をもって迎えられるのではないでしょうか」(高倉氏)

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