1980年は、“アイドル黄金時代の幕開け”ともいえる年だった。70年代のビッグアイドル・山口百恵が、俳優・三浦友和との結婚を前提に、同年秋に引退することが予定されていた。一方で、百恵というドル箱を失う所属レコード会社のCBSソニー(当時)にとって、後継者の育成は緊急の課題となっていた。また、他のレコード会社も“ポスト百恵”を狙った新人を用意。『ミス・セブンティーンコンテスト』をきっかけにソニー関係者にスカウトされ、サンミュージックに所属した松田聖子がデビューしたのは、そんな年の春のことである。


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