芦田愛菜
芦田愛菜

 女優の芦田愛菜(14)が昭和から平成の50年分の年間売り上げランキングを紹介する歌番組で、生まれる前にヒットした歌を口ずさみ、雨上がり決死隊宮迫博之(48)らを驚かせた。

 このシーンが見られたのは、11月19日放送の『歌のゴールデンヒット〜年間売上げ1位の50年〜』(TBS系)でのこと。一緒に司会を務めたのはタレントの堺正章(72)と宮迫で、芦田愛菜は音楽番組の司会は初挑戦となる。

 番組冒頭、1970、71年のランキングを紹介していくと、71年の10位は堺正章の『さらば恋人』だった。そこで、堺が「愛菜ちゃんは『さらば恋人』はご存知?」と問うと、芦田は「ハイ、もちろん!」と即答。宮里が「名曲は残るんですね」とフォローすると、堺は「うれしいねぇ」と喜んだ。

 また、1973年のランキングでは、南こうせつとかぐや姫の『神田川』が6位で、当時のライブ映像が流れると、ワイプの中で曲に合わせて口ずさむ芦田愛菜の姿が。さらに、1977、78年のランキングではピンク・レディーが2年連続で1位を独占。当時の映像が流れると、宮迫が「ピンク・レディーなんか、全部、歌ってたやん。なんで知ってんの?」と、MC席の隣で芦田がピンク・レディーの曲をくちずさんでいたと指摘した。

 これに芦田愛菜は「たぶん、母がけっこう好きで聞いてて、それで、たぶん(自分も)聞いたことがある」と、音楽好きな母親の影響なのかもしれないと説明。しかし宮迫博之は納得がいかなかったようで、「ピンク・レディーは分かりますよ。『神田川』歌ってたからね」と、芦田の親世代より昔の曲を歌っていたことを驚いた。

 これには視聴者も大いに反応していて、ツイッター上では「この番組の司会をやるからって、いっぱい調べたんじゃないかな」「プロ意識の高い人なので、番組の曲を予習してきたのでしょう」などと、事前に過去の映像などを見ていたのだろうと推測する声が寄せられた。

 さらに多かったのは「昭和のヒット曲、ほぼ口ずさめちゃってるけど、60歳説もうなずけるよね」という声。これは“落ち着き方が半端じゃない”などの理由から、ネット上で「芦田愛菜、時をかける少女説」が噂され、それをテーマにリポーターが「本当は60歳だという噂がありますが?」と芦田に突撃取材をする、かつてのテレビCMを思い出したというものだ。

 また「思わず、“福ちゃんは……”の声が頭に回る」などと、芦田が司会を務める姿に、NHKの連続テレビ小説『まんぷく』のナレーションが浮かんだという声もあった。『まんぷく』では確かなナレーション力でドラマを引き立てていると好評だが、歌謡番組の司会で曲の魅力を引き出せてしまうとなると、これからは女優やナレーションだけでなく、さらに幅広い活躍を期待できそうだ。

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