新垣結衣
新垣結衣

 新垣結衣(30)と松田龍平(35)のダブル主演ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)で、主人公の深海晶(新垣)が京谷(田中圭/34)に別れを告げるセリフが、堂々めぐりの恋の行方にイライラしていた視聴者をスッキリさせたようだ。

 このシーンが見られたのは、11月21日放送の第7話でのこと。前回、京谷に「晶に俺の気持ちなんか分からない。今の晶はかわいくない」と、逆ギレされてしまった晶。じつは、その様子を同僚の松任谷(伊藤沙莉/24)と上野(犬飼貴丈/24)がのぞき見をしていた。

 京谷の暴言に松任谷は怒り、後日、会議室で上野を相手に「深海さんに乗り移って、代わりに言ってあげたい。かわいくなくってなにが悪いんじゃ、ボケ! うっさいわ!」と当たり散らしていたのだが、今度は逆に晶がその様子を立ち聞きしていた。そんな晶は京谷の母、千春(田中美佐子/58)に呼ばれ、京谷の実家へ行くことに。そこに、容態が悪くなった父親の入院問題で京谷もやって来て、家族の話し合いが終わると、2人は相模湾の静かな砂浜へ。晶は京谷と海を見ながら並んで座ると「私ね、京谷が好きだった」と、決心したように切り出した。

 晶は京谷と出会って初めて人に愛される喜びを知り、「私の人生も捨てたもんじゃないと思った」と告白。続けて、「京谷と別れるってことは、私にとって人生を捨てるのと同じだった。捨てたくなくて、しがみついて、本当のことなんにも言えてなかった」と、交際していくうちに、自分の本音を笑ってごまかしていたのだと振り返った。

 そして、「でも、それってもう、私の人生じゃないよね。私は私の人生を放り投げてた。投げたくない。だから、京谷とは終わりにする」と、きっぱりと別れを告げる。ようやく思いを伝えられた晶は砂浜に横たわると、「んっ、そうだ!」と何かを思い出したように起き上がり、京谷に向かって「かわいくなくってなにが悪いんじゃ、ボケ! うっさいわ!」と、松任谷の言葉をそのままぶつけ、吹っ切れたように笑った。

 そんな、晶の別れの言葉と笑顔に視聴者の反響は大きく、ツイッター上で「先週の最悪なセリフへの返事を最後の最後に晶が返す。ほんと、スッキリした!」「言いたいことを言えた晶の笑顔がかわいくて、ガッキーはやっぱり天使」「砂浜の別れのシーンでガッツポーズした。晶よく言った!」などと、称賛の声が多く寄せられていた。

 しかしドラマの終盤では、京谷の元カノである朱里(黒木華/28)が、晶の会社の中途採用にエントリーするシーンが。次週の予告によると、面接にきた朱里をパワハラ社長が採用してしまうらしく、ツイッター上で視聴者がザワついていた。第7話の視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と再び一桁に落ちてしまったが、残り3回となる展開は、ますます見逃せなくなったようだ。

あわせて読む:
・田中圭「賭け麻雀」報道で再燃する“ある疑惑”
・新垣結衣や綾瀬はるかも…「辞めたかった」過去!?
・黒木華の“バナナマン愛”に、ファン共感 「本当に分かってる!」