山形リード?『ケンミンSHOW』みちのく芋煮戦争が勃発の画像
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 11月22日放送の『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)で、山形、宮城、福島の芋煮事情を徹底リサーチ。それぞれの県の芋煮愛が熱く主張され、視聴者から大きな反響があったようだ。

 今回の放送では、視聴者からの「みちのく3県が芋煮で戦争している」という情報から、“激突! 山形・宮城・福島! みちのく三県芋煮大合戦!”と題して、それぞれの芋煮を比較して勝負することに。一番勝負は“芋煮会の舞台と味”で、山形は馬見ヶ崎川の河川敷が舞台で、しょうゆスープのシンプルな味だった。宮城は広瀬川の河川敷が舞台で、豚肉に合うみそ味。福島はせせらぎ公園が舞台で、しょうゆとみそのWスープの味だと紹介された。

 続く二番勝負は“芋煮の調理法”で、山形の具材は里芋、牛肉、白こんにゃく、長ネギの4種類が基本で、県民熱愛のしょうゆ風調味料「味マルジュウ」で味つけ。宮城は里芋、豚肉、白菜、大根、ニンジンなど具だくさんで、仙台みそを使用し、豚肉のうまみと合体させてコクを出す。福島の具は里芋、豚肉、シメジやナメコなど大量のキノコで、「イゲタの彩」というしょうゆと会津みそで味つけする。

 最後の三番勝負は「芋煮の祭典」で、各県のイベントが紹介されると、山形だけでなくなぜ福島と宮城でも芋煮が熱愛されるようになったのかをリサーチ。福島は会津藩の藩士たちが、山で採れるキノコを里芋などと一緒に鍋で煮た、“キノコ山”という料理が芋煮の原型。宮城の芋煮は諸説あるが、山形出身の旅館のおかみが芋煮会を開催したことが発祥とされていて、後に採算を重視して牛肉を豚肉に変更。豚肉はしょうゆ味では臭みが出るため、臭みを消せるみそ味にしたと紹介された。

 スタジオでは山形出身の女優の渡辺えり(63)が「芋煮は山形県だけ。福島はきのこ汁、宮城は豚汁」だと主張。すると、宮城出身のオペラ歌手でタレントの森公美子(59)が「宮城県の芋煮は里芋を使っているから豚汁ではない」、福島県出身のお笑い芸人の白鳥久美子(36)が「福島県の芋煮はキノコによって里芋がおいしく食べられる」と対抗した。

 そこで、それぞれの芋煮を試食することに。山形の芋煮は宮城の森公美子や福島の白鳥久美子にも「牛肉のパワーがスゴい」「シンプルだからバランスがいい」などと大好評。一方、宮城は「豚汁よりさっぱりしている」、福島は「なめこ汁みたい」「秋を感じる」などの声が出ていた。コメントを求められた秋田出身で演歌歌手の藤あや子(57)は「それぞれが素晴らしくおいしいんですけど、芋がすごく目立つのが山形」と、山形に軍配を上げていたが、福島と宮城を推す声もあり、最後まで意見が別れていた。

 この様子を見ていた視聴者は、ツイッター上で「山形の河川敷とかはスゴイよ〜」「福島の女子高生の女子会は河原で芋煮だった」「宮城の芋煮は作並街道沿いの(旅館)河鹿荘が発祥」などと盛り上がり、それぞれ地元の芋煮を推していたが、他県の出身者は「三県以外のよそ者だけど、山形の勝ち。宮城は里芋多めの豚汁感がぬぐえない、福島はきのこ汁感がぬぐえない」などと、山形を推す声が多かったようだ。

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