ISSA(DA PUMP)
ISSA(DA PUMP)

 12月30日にTBS系で生放送予定の『第60回 輝く! 日本レコード大賞』の各賞が11月15日に発表された。

 大賞候補となる優秀作品賞を受賞したのは、欅坂46の『アンビバレント』、三山ひろしの『いごっそ魂』、TWICEの『Wake Me Up』、SEKAI NO OWARIの『サザンカ』、氷川きよしの『勝負の花道』、乃木坂46の『シンクロニシティ』、AKB48の『Teacher Teacher』、三浦大知の『Be Myself』、西野カナの『Bedtime Story、そしてDA PUMPの『U.S.A.』。DA PUMPは2004年に『胸焦がす…』で当時の優秀作品賞にあたる金賞を受賞して以来、14年ぶりの選出となった。

「外国曲のカバーという点から、『U.S.A.』は候補から外れるのではないかという声があったのですが、この曲は、いまや老若男女誰もが知っている真のヒットナンバーになった。売上的には欅坂46や乃木坂46にはかないませんが幅広い年代に愛される曲というのは最近のJ-POPでは貴重な存在です。今年は間違いなくDA PUMPが大賞を受賞するでしょう」(芸能記者)

 今年6月にリリースされたDA PUMPの『U.S.A.』。難解ではないが意味が単純には掴みづらい歌詞や、シュートダンスを取り入れた特徴的な振付がすぐに「ダサいけどかっこいい」と話題に。YouTubeに公開されたミュージックビデオはまたたく間に再生回数1000万回を超えた。

 またこの曲に対する「ダサいけどいかっこいい」という評価が「ダサかっこいい」として定着し、このフレーズは『U.S.A.』とともに「2018ユーキャン新語・流行語大賞」の候補にもノミネートされた。

「今や子どもたちも『U.S.A.』を口ずさみ、すっかり“ダサかっこいい”の代名詞となったDA PUMPですが、ISSAをはじめとするDA PUMPメンバーたちは、実は自分たちの楽曲が“ダサかっこいい”と言われることに対して両手を上げて喜んでいるわけではないそうです。むしろ周囲には“ダサくなんか全然ない、ただひたすらかっこいいんだ!”と本気で不満を漏らしているとか。とはいえ、“ダサかっこいい”という要素が再ブレイクの要因になったのは確かですし、そこは否定をせず、大人の顔で受け入れているようです」(前出の芸能記者)

 DA PUMPは、11月21日に発表された、ファッション誌「GQ JAPAN」の主催する「GQ MEN OF THE YEAR」を受賞。DA PUMPについて同誌は、「『GQ JAPAN』のイメージする“絵に描いたようなかっこよさ”とは一線を画する現代のリアルなかっこよさ」と評価した。

 久しぶりのヒットを飛ばし、さらに新流行語まで作ったDA PUMP。「ダサい」とついているものの、その「かっこよさ」は折り紙付きだろう。

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