米倉涼子
米倉涼子

 11月22日、ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子〜』(テレビ朝日系)の第6話が放送された。小日向文世(64)演じる、大手弁護士事務所代表の天馬壮一郎のパワハラ行為に、震える視聴者が続出したようだ。

 同ドラマは、弁護士資格を失った元弁護士の小鳥遊翔子(米倉涼子/43)が弱小弁護士事務所を指揮し、大手弁護士事務所と法廷で争っていくという内容だ。今回は、結婚詐欺の被害にあった塩見一郎(矢部太郎/41)の依頼を受け、組織ぐるみで詐欺行為を行っていた高級婚活相談所を相手取り、訴えることになった。

 京極弁護士事務所の所員たちが婚活相談所の調査を進める中、青島圭太弁護士(林遣都/27)は、翔子の頼みで、服役中の受刑者に会うため、刑務所を訪れていた。それを偶然見かけた白鳥美奈子弁護士(菜々緒/30)は、翔子が関係していると察し、天馬代表に報告した。

 すると天馬代表は、代表秘書の中沢淳美(宮本茉由/23)に「小鳥遊翔子の調査は、君に任せていたはずですよね?」「なぜ、その情報をつかめていないんです?」と激怒。さらに天馬代表は、ワインボトルを持って淳美に近づくと、無表情のまま、淳美の胸元にワインを注ぎ込んだ。

 その後、部屋を出た淳美は、オフィスで海崎勇人弁護士(向井理/36)と遭遇。胸元を真っ赤に染めた淳美が、涙声で「海崎さん……」とつぶやき、海崎弁護士は「何があったんだ?」と声をかけていた。

 小日向演じる天馬代表は、第2話でも淳美の頭からワインをかけるシーンがあった。そんな度重なるえげつないパワハラ行為に、視聴者はドン引き。ネットでは「胸元に赤ワインを流し込む演出は生理的に無理だった」「秘書にワインをかけるシーンで離脱。社員の顔を鍋に突っ込む事件とカブって、とにかく気分が悪かった」「あのワインは過剰演出だろ……法律をちょっとでもかじってれば即パワハラで訴える」「小日向さんのラスボス感がすごい」「小日向さんの役どころが嫌なヤツ設定なのはわかるけど、今回のは見ていて不快だった。もっと違う演出にできないのかな」など、批判的なコメントが目立っていた。

 企業のコンプライアンスが、何かと取り沙汰される昨今。天馬代表による“ワインパワハラ事件”が、今後のドラマの展開にどのように影響してくるのか注目したい。

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