■伊藤蘭、田中好子、藤村美樹がカムバックして

 ピンク・レディー解散と前後して、元キャンディーズの伊藤蘭、田中好子がカムバック。藤村美樹も期間限定ながら歌手復帰した。「普通の女の子にはなれなかった」と揶揄もされたが、伊藤は『男はつらいよ』のマドンナを務めるなど、主演級女優として活躍。藤村の曲はヒットした。田中も華のある演技派女優として評価を高めていき、89年に、今村昌平監督の『黒い雨』で各映画賞の主演女優賞を独占するまでになる。「この作品で彼女は初めてバストを披露するなど、役に入れ込んでいた」(映画ライター)

 その後も、再結成は実現しなかったものの、3人の友情は続いた。「伊藤の夫である水谷豊によれば、水谷家に3人がよく集まっていたとか」(前出のスポーツ紙記者)

 しかし、11年に田中が55歳で他界……。葬儀では、彼女が生前に録音した音声メッセージが公開された。「幸せな、幸せな人生でした。(中略)特に蘭さん、美樹さん、ありがとう。2人が大好きでした」 こうして、キャンディーズは永遠の存在となった。

■解散後、映画やグラビアでも活躍

 一方、ピンク・レディーの2人は解散後すぐに、ソロ活動を開始した。「結婚が念頭にあったケイ(増田けい子と改名)はマイペースな印象でしたが、ミー(MIEと改名)は、ピンク・レディーのイメージ脱却を急いでいた」(前出の芸能プロスタッフ)

 プロポーション抜群のMIEは、82年に公開の映画『コールガール』で大胆なベッドシーンを披露。さらに関連写真集でもセクシーショット。片や増田は当時の交際相手と破局。芸能活動を継続していく。なお、彼女も後にグラビアで一糸まとわぬ姿を披露しているが、これは大物女性タレントの肌の露出がブームだった94年のことだ。キャンディーズと違い、ピンク・レディーは何度か再結成が実現している。「不仲説もありましたが、今も、お互いを唯一無二の存在として認め合っているようです」(前同)

 60代になった今も、アイドル時代と変わらないプロポーションを維持しており、昨年末に『日本レコード大賞』(TBS系)に出演した際も、黄金時代と同様のパフォーマンスを見せているのだった。

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