大沢樹生と麻美ゆま
大沢樹生と麻美ゆま

 さて、先週に続いて、光GENJIの元メンバー・大沢樹生さんとの対談です。川崎麻世さんと結成したユニット、その名も『オッサンズ』で新曲をリリースされた大沢さん。しかも、楽曲は沢田研二さんの『勝手にしやがれ』のカバー! 格好いいオジサンになれちゃう歌です。さらに大沢さんは今年の年末、なんと、プロレスデビューされるんです。全然イメージと違うけど、いったい、どうして!?

大沢「俺は12歳から芸能界に入ったんだけど、それまではプロレスラーになりたかったんですよ」

ゆま「将来の夢はアイドルじゃなかったんですね」

大沢「そうなんです。俺が小学生の頃はプロレスが大ブームでね。しかも、俺の父親は後楽園ホールでウナギ屋をやっていたんですよ。当時、全日本プロレスが後楽園ホールでよく試合をやっていたので、父親の店に行っては試合を観戦したり、出前についていったら、ジャイアント馬場さんやジャンボ鶴田さんに会えたりしたんです」

ゆま「すごい! 私はあまりプロレスに詳しくないんですけど、このコーナーで以前、小橋建太さんに出ていただいたことが!」

大沢「おおっ! 小橋さんも格好イイですよね」

ゆま「プロレスラーに憧れていらしたんですね。じゃあ、密かにプロレスの練習もされていたんですか?」

大沢「いやいや(笑)。もちろん、子どもの頃は友達と見様見真似で技をかけあったりしていましたけど、本格的にプロレスをした経験はないですよ。それがたまたま今回、プロレス団体から声をかけてもらって……正直、悩みましたけどね。でも、人生は一度きり。俺も来年で5歳になるから、ずっと憧れていたプロレスに、一度でいいから挑戦してみようと思ったんです」

ゆま「いやあ、よく決断されましたね」

大沢「とにかく、今はトレーニングをしています。プロのレスラー相手に勝てる見込みは100%ないけど、リングに立たせてもらう限り、お客さんに認めてもらえるようなファイトはしたい。何よりケガをしないように鍛えておかないとね。これで俺がケガでもしたら、大好きなプロレスのイメージまで悪くなってしまう。それだけは避けたい……俺、なんか格好いいこと言っちゃったね(笑)」

ゆま「アハハ、格好いいですよ~。ちなみに大沢さんの得意技というか、必殺技はあるんですか?」

大沢「いやいやいや。俺なんかがそんな派手な技を出せるわけがないので、関節系と打撃系を覚えています。まずはケガをしないように首を鍛えています。あとはリングワークですね。ロープに振られた際の動きなんかも簡単に見えて、実際にやると、ものすごく難しい」

ゆま「とはいえ、大沢さんは光GENJIの頃からローラースケートも乗り回していたので、動きは良さそうに思えますよ」

大沢「アハハ。光GENJIは、もう25年ほど前の話だよ(笑)。25年間のブランクはキツイことも実感しています」

ゆま「なんだか、心配になってきました……」

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