■おそばのパワーにあやかって

 南に下って東京都台東区の宝くじ御徒町駅前センター。開店して18年だが、連続的に大当たりが出て、今や都内の人気売り場に。

 そして今年に入り、またまたツキ始めてきている。3月のロト6で1等2億8194万円。サマーで1等前賞1億円。さらにハロウィンのミニ1等と前賞で4000万円。店主の「徳ジイ」こと中野徳治氏が言う。

「ジャンボ発売のたび、上野不忍池の弁天堂へ当せん祈願に行ってますが、そばといえば、そのすぐ近くの有名店『藪蕎麦』は子どもの頃から、なじみです。弁天堂のそばのそば屋。こりゃあ、縁起がいい。いよいよ今回は来そうです(笑)」

 そばの名産地といえば、長野。ながの東急百貨店チャンスセンターは、長野市の玄関口・JR長野駅前にある県内一の有名な売り場。大当たりは12年グリーン1等前後賞5億円が最後とはいえ、15年ドリームミニで1等7000万円、16年サマーで2等1000万円など、だんだん運気が上がってきている。この売り場は最近、大幅リニューアルを施し、新売り場での初仕事が、この年末ジャンボなんだとか。

「新しい売り場からは、よく当たりが出ると言うでしょう。店の前には善光寺ご開帳の回向柱のミニチェアに加え、祈願した“当たり杉”(当たり過ぎ)も置きます」(売り場責任者)

 そこに持ってきて、ご当地信州そばのツキも。「女性販売員の中に、おそば屋さんをやられている家があります。暮れは本当に忙しいそうです。むろん、食べるのは信州そばですよ」(同)

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