大相撲九州場所で元弟子である貴景勝が初優勝を果たした翌日の11月27日、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に、元貴乃花親方(46)がサプライズ出演。出演は当初予定されていなかったようで、MCの加藤浩次(49)も「なんで!?」と動揺。日本テレビの水卜麻美アナウンサー(31)も「聞いてないです!」と興奮した様子を見せていた。
番組で貴乃花は、元フジテレビアナウンサーの景子夫人(54)と10月25日に「お互い結婚を卒業しようということを2人で決めました」と“離婚=卒婚”したことを報告した。
他局に先んじて日本テレビで“卒婚”を独占告白した背景に、日テレディレクターと元貴乃花親方との長年にわたるつきあいがある。事情に詳しい在京テレビ局関係者が説明する。
「若貴が相撲界に入門したときから密着しているディレクターとの関係で、日テレだけに出演しているんです。そのディレクターは現在、日テレのスポーツ局に在籍しています。27日の『スッキリ』もスポーツ局仕切りで話が進められていたため、『スッキリ』スタッフは詳細を知らずに、結果的にサプライズ出演になったそうです」
10月1日に相撲協会を退職した貴乃花が初めてバラエティに出演したのも、10月29日に放送された日本テレビ系のトークバラエティ『しゃべくり007』だった。
「そちらもスポーツ局が窓口になり、出演が決まったそうです。日テレ関係者によると、『しゃべくり』に出演した際の貴乃花のギャラは破格の100万円。相撲協会を退職し、協会からの給料や弟子の育成費、タニマチからの支援金なども失い、今はかなりお金に困っているとも聞きますから、日テレからのギャラはありがたいですよね」(スポーツ紙記者)
■金欠の貴乃花に『笑ってはいけない』がオファー!?
目に余るほどの蜜月関係で、11月28日売りの『東京スポーツ』には、<貴、日テレ“就職”>と見出しを打たれた貴乃花。その貴乃花が、大みそかに放送される日テレのバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』から出演のオファーを受けたのではないかと業界内でささやかれている。
「貴乃花が出演した『しゃべくり』は10月末の放送。年末の『ガキ使』の収録は毎年11月中旬に行われるのでスケジュール的には問題ありません。大みそか特番の『ガキ使』は予算もふんだんにあるので出れば話題性抜群の貴乃花であれば数百万円というギャラを用意するのは何も問題はない。金欠の貴乃花にとっては渡りに船のオファーかと思います。10月1日に相撲協会を辞め、景子夫人と離婚したのが10月25日なので、なんなら『ガキ使』でボケ倒すために身軽になったとも考えられますね」(前出の在京テレビ局関係者)
今年の大みそかはプロレスラーの蝶野正洋に代わり、月亭方正(50)に張り手をかます役を務めるのは貴乃花なのかも!?