有村架純
有村架純

 女優の有村架純が『櫻井・有吉THE夜会』に出演した際、タクシー乗車中に起こったエピソードを披露。MCの有吉弘行から「最近怒っていること」を聞かれた有村は、「何でそんな言い方されなアカンのやろって思ったんですけど」と切り出し、「タクシーに乗っていたとき、“右に曲がってください”って言ったら、曲がりづらかったみたいで“いや、曲がれないよ右!”って言われた」と運転手にどなられたことを明かした。その後、有村は腹が立って「じゃあ、降りるんで大丈夫です」と言い、その場でタクシーを降りたという。

 仕事柄、タクシーを利用することも多い芸能人たちは、タクシーにまつわるいろいろなエピソードを語っている。

 元フィギュアスケート選手の浅田真央は、打ち合わせのため、品川から渋谷にあるNHKに行こうとタクシーに乗車。移動時間30分を想定し、余裕をもって、早めに出たそうで、運転手にも「遅刻できない」と伝えていたという。しかし、結局、約45分もかかり、遅刻したことを明かした。移動の際、運転手が遠回りしていたことに気づいたため、怒りを覚えたという。

 タクシー乗車中、盗撮被害に遭ったのは、元でんぱ組.incの最上もが。次の現場へとタクシーで移動中、信号待ちで止まったときに、隣の車の運転手が携帯をいじっており、「危ないな」と見ていたら、自分を盗撮していることに気づいたとツイッターで報告。「運転中に携帯いじるのは、危ないのでやめた方がいいですよ」とコメントしていた。

 ここまでは、タクシーに乗っていて嫌な思いをした人たちの話だったが、ちょっと面白いエピソードを語った人たちもいる。

 俳優の小栗旬はタクシーで帰宅中、運転手に「この辺に小栗旬が住んでいるよ」と言われたことがあるとバラエティ番組で明かした。小栗は、運転手に対し「それは言っちゃいけないやつ」と思いながらも、適当にごまかしたそうだ。

 タレントのマツコ・デラックスは、忘れられないタクシー運転手の存在についてテレビで語っていた。2001年の大みそか、当時交際していた彼氏と大ゲンカになり、彼氏の家を飛び出したマツコ。帰宅するためタクシーに乗るも、年が明け、賑わっている街を見て、マツコが思わず涙をこぼすと、運転手がマツコを気遣い、「バカみてぇだよなぁ。年が変わっただけで大騒ぎしやがって。嫌だねぇ」と声をかけてくれたという。その後3日間、中島みゆきの『タクシードライバー』を聞きながら泣いていたというマツコにとって、その運転手は、「人生の中で、ものすごい大きな人」になったらしい。

 運転手と客とはいえ、他人同士が乗り合わせるタクシー内には、ある種の緊張感が漂う。お互い人間なので、コミュニケーションの行き違いによって不快になることもあれば、ほっこりするようなやりとりが生まれることもあるようだ。

あわせて読む:
・北川景子「会いに来たよ」SNSストーカーの恐怖を明かす
・菅田将暉から松本人志まで「ファンの行動」に、苦情を訴えた芸能人たち
・【 大反響第2弾 】京都のタクシー運転手が教えてくれた5つのこと