忘年会・新年会シーズンを迎え、飲みの席が増えるこの季節。２軒目、３軒目でスナックに寄るということもあるのではないだろうか。
とはいうものの、スナックにあまりなじみがない者からすると、「どんなふうにふるまえば良いのか分からない」とか、「暗黙のルールが分からずに怒られてしまったりするのでは」などと思ってしまい、お店に入りづらかったり、心から楽しめないこともあるだろう。
そんな悩めるスナック初心者の皆さんのために、「スナックを１００倍楽しめるようになるマナー」を、東京を中心にスナック、パブ、バーを紹介するスナック検索ポータルサイト『全日本スナックナビ』でディレクターを務める五十嵐智和氏にお話を伺った。
今回のテーマは「カラオケでは他のお客さんの歌にも拍手」。ちょっとしたことでスナック遊びの上級者と思ってもらえる意外なコツとは……？
「他人の歌を熱心に聞き入らなきゃいけないわけじゃないですが、自分の歌も気持ちよく聞いてもらうためにも、間奏や曲の終わりには拍手をしてあげましょう。そのほうが店の雰囲気も盛り上がりますし、『スナックに慣れてる人だな』と思ってもらえますからね。
選曲の心得として、初心者の方は雰囲気に飲まれて“直球の演歌”を歌ったりせず、自分の知っている昭和歌謡などを歌うのが無難でしょう。また選曲のテクニックとして、デンモク（曲を選ぶ端末）の履歴を見て、店でよく歌われている曲から選んでみる、というやり方もありますね」（五十嵐氏）
周りが盛り上がっているから自分も楽しめるというのは、コミュニケーションの基本ともいえる。積極的に拍手してドンドン盛り上げていくようにしよう！
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