斉藤由貴(左)と真木よう子
斉藤由貴(左)と真木よう子

 昨年発覚した主治医とのダブル不倫騒動で、しばらく目立った動きのなかった女優の斉藤由貴(52)が、来年1月クールのドラマで本格復帰をはたすことが発表された。

「斉藤は、1月10日スタートのフジテレビ系木曜10時枠の竹内結子(38)主演のドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』に出演します。不倫騒動後、4月放送のスペシャルドラマ『黒井戸殺し』(フジテレビ系)に出演しましたが、連ドラは初めてですね」(放送作家)

 斉藤の役は、竹内演じる主人公の氷見江(ひみ・こう)が所属する弁護士事務所で働く「謎多き事務員」真野。斉藤がフジテレビ系ドラマに出演するのは、1985年放送の『スケバン刑事』以来、33年ぶりとなる。

「フジにとって、スキャンダル女優を連ドラに起用するのはリスク。へたをすると視聴者の総スカンを食らってしまう可能性もある。しかし、そうしたリスクと起用した場合のメリットを秤にかけたうえで、フジは、使ったほうが得策と判断したのでしょう」(前出の放送作家)

『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』のフジテレビ木曜10時の枠は、現在は中山美穂(48)主演のドラマ『黄昏流星群』を放送中で、今年4月クールの『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』など、ここ最近は“ドロドロ”した名作を生んできたドラマ好きから高い評価を集めてきた。ドラマのタイトル通り、斉藤の“スキャンダル”イメージが、逆に作品にスパイスを与えるという効果も期待できるかもしれない。

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