■3年間で急成長を遂げた土屋太鳳

 映画『青空エール』など青春映画で存在感を示してきたのはもちろんのこと、昨年末に公開された映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得するなど、シリアスな演技も評価されるようになっている。さらに今年は森山未來が主演し注目された舞台『プルートゥ PLUTO』に出演。また、同じく朝ドラ女優で演技力に定評がある芳根京子(21)とのダブル主演映画『累-かさね-』も話題になった。土屋太鳳はいつの間にか、すっかり演技派への道を歩みつつあるのだ。

 3年前の『下町ロケット』では等身大の学生をけなげに演じていたが、今回、利菜は社会人として、そして主人公の家族として実に葛藤が多いキャラに変わっている。成長した土屋太鳳の演技をぶつけるには、もってこいの役柄だろう。帝国重工のキーマンになりつつある利菜が、これからドラマ内でどのように成長していくか、そして大人になった土屋太鳳がどんな演技を見せてくれるか、『下町ロケット』は最後まで目が離せない!(ドラマライター・半澤則吉)

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