松田龍平
松田龍平

 新垣結衣(30)と松田龍平(35)のダブル主演ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)で、これまで謎の存在だった呉羽(菊地凛子/37)の夫、橘カイジの正体が明らかとなり、視聴者を騒然とさせたようだ。

 これは11月28日放送の第8話でのこと。橘カイジについては有名なゲームクリエイターで、京谷(田中圭/34)の元カノである朱里(黒木華/28)が熱中していたオンラインゲームを手がけていたことだけが分かっており、視聴者の間ではすでに登場している人物の裏の顔だと予想されていた。

 また、オシャレな呉羽の夫だけに、オダギリジョー(42)や井浦新(44)など、高身長のイケメン俳優が演じるという予想も。一方、宮藤官九郎(48)や六角精児(56)のような個性派俳優を予想する声や、最後まで姿を出さないのでは、という意見もあった。

 しかし、打ち合わせを何回も直前キャンセルしたことを謝罪するため、恒星(松田龍平)の行きつけのクラフトビールバー「5tap」にやって来たのは、Tシャツにパーカーというラフな出で立ちのお笑いコンビ、ずんの飯尾和樹(49)だったのだ。飯尾といえば、このドラマの脚本を担当している野木亜紀子氏の人気作『アンナチュラル』(TBS系)でも、同僚からのパワハラが耐え切れずに辞職した臨床検査技師を演じていて、「いい味を出している」と好評だった。

 そんな飯尾の突然の登場に視聴者は騒然。ツイッター上では「橘カイジ、まさかだったな。予想の斜め上」「橘カイジは、もっと違う人かと思ってたよ」「カイジの正体のインパクトが大きすぎて、そのあとの内容ほぼ入ってこなかった。笑」などと驚きの声が相次いだ。

 しかし、放送終了後には気持ちの整理ができたのか「飯尾さんの軽妙さですごく腑に落ちた。あれは呉羽さんが落ちるし落ち着くよね」「まさに呉羽さんが求めていた、恒星にないものすべてを持っている」「松田龍平VSずん飯尾なのに1ミリも恒星が勝てる気がしない」などと、飯尾の起用に納得する意見が多く寄せられていた。

 他の内容も晶(新垣結衣)の会社で朱里が働くようになり、打ち合わせに来た京谷が2人の姿を見てア然。また、失踪していた恒星の兄が見つかり、兄弟の過去やそれぞれの胸の内が明らかになるなど、大きな展開が見られた。ラストは寝落ちした晶を紳士的にベッドに運ぶ恒星というシーンで、恒星のお姫様抱っこに胸をときめかせるファンも多かったようだ。今回の視聴率は9.9%(ビデオリサーチの調べ/関東地区)と再び上昇。残る2回で、恋の展開がどうなるのか期待も高まる。

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