貴乃花
貴乃花

「まさか、このタイミングで離婚報告とは……」と後援会関係者を驚かせた元横綱・貴乃花こと花田光司氏(46=以下、貴乃花)。

 愛弟子の貴景勝(千賀ノ浦部屋)の記念すべき初優勝から一夜明けた11月26日の夜、景子夫人(54)と10月25日に離婚していたことが明らかになった。

「親方はスポーツ紙の取材に、夫婦を卒業する“卒婚”だったことを強調、“まずは(弟子の)優勝と思っていました。これで次に進めます”と語っています。これは貴景勝が賜杯を手にするのを待って、離婚報告をするつもりだったということです。弟子の優勝に水を差したという意見もありますが、空気を読めないところは実に親方らしいですね」(元後援会関係者)

 衝撃の離婚報告から1週間……景子さんとの23年半に及ぶ結婚生活にピリオドが打たれた理由が、少しずつ明らかになってきた。

「原因の一つは、長男・優一氏(23)の進路についての考え方の違い。貴乃花が優一氏に靴職人としての精進を期待する一方、景子さんは、タレント業も含めた芸能活動を応援しようという考えでした」(景子さんを知るテレビ関係者)

 景子さんが優一氏をタレントとして売り込もうとしていたのは、事実だという。

「1988年にフジテレビにアナウンサーとして入社した景子さんには、業界に多くの知人がいます。同期入社には、『めちゃイケ』を手掛けた片岡飛鳥氏などの大物もいますからね。彼女は夏頃にフジテレビを訪れ、“息子と一緒に出られる番組はないか”と相談していたといいます。要は、母子セットの“抱き合わせ販売”です。彼女自身も、コメンテーターとしてテレビに復帰する意欲満々のようでした」(芸能関係者)

 優一氏は口うるさく厳しい父よりも、何かと甘やかしてくれる景子さんを慕っていたという。

「優一くんは完全なマザコン。世間一般でいう典型的な“バカ息子”ですよ。昨年6月に陣幕親方の娘と結婚しましたが、銀座のホステスと遊びまくり、美女との不倫報道も報じられてしまいました。彼もまた、離婚が秒読み段階にあると聞いています。親方の顔に泥を塗るようなことは、絶対にしてほしくなかったんですが……」(別の後援会関係者)

 優一氏が靴職人としての仕事をきちんとこなしていなかったことは、以前、本誌がスッパ抜いている。

「50人近い客から注文を受けているのに靴が作れず、“靴泥棒”という声さえ上がっています。イタリアで3年間、靴職人の修業をしたというのも眉唾に近く、靴職人の専門学校に通っていただけのようです(笑)。一人前の職人になるには、最低でも10年はかかるとされていますから、彼が本当に靴を作れるのかどうかすら疑わしいですよ」(前同)

 もはや、優一氏が靴職人で食べていくのは難しいようだが、それは芸能界でも同じだという。「親方が旧知の芸能関係者を頼って、頭を下げた芸能事務所を、10月に半ばに解雇同然に辞めているんです」(スポーツ紙記者)

 あまりの素行の悪さに、事務所もサジを投げたのだ。親の心子知らず――相撲協会を相手に孤軍奮闘する父親をよそに、道楽を満喫していた優一氏。彼をめぐる夫婦の意見対立が離婚の一因だったことは、想像に難くない。

 ただ、「真の原因は景子さんだった」と指摘する後援会関係者は多い。「優一氏の進路を巡る考えの違いが、離婚原因の一つでしょうが、他にも景子さんが原因の離婚理由があると思います。貴乃花と景子さんは、離婚後も福岡県田川市の炭鉱節祭りに2人揃って参加しています。その際の映像を見る限り仲睦まじいようにも見えますが、2人の関係は完全に冷え切っていたようです」(芸能リポーターの城下尊之氏)

 景子さんは2016年に個人事務所を設立。この頃から、元女子アナのキャリアを生かした話し方講座をウリにし、講演やイベントの司会業に精を出していた。「“貴の乱”によって、タニマチ筋が離れていったため、部屋の資金繰りは厳しかったようです。それでもお構いなしに、景子さんは高級車に乗るなどセレブ生活を送っていましたからね。“自分でも稼いでいる”ということだったんでしょう」(前出の元後援会関係者)

 8月の巡業中、貴乃花が倒れて病院に緊急搬送されたときも、景子さんは見舞いにさえ行かなかった。

 さらに12月3日発売の『週刊大衆』では、貴乃花と景子さんの間にあった“あつれき”、そして2人の今後について詳報する。

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