■朝ドラはミュージシャン俳優がブーム?

 まず近年の朝ドラで思い出すのが、昨年放送の『ひよっこ』に出演した峯田和伸(40)だろう。ヒロインであるみね子(有村架純/25)の叔父役を好演し、今年はドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)にも出演。このドラマは峯田の民放ドラマ初レギュラーだったが、なんと石原さとみ(31)の相手役という大役を務めた。ミュージシャン俳優は近年、演技力も高く評価され、たとえばRADWINPSの野田洋次郎(33)も、松田龍平(35)が主演する映画『泣き虫しょったんの奇跡』では主人公の親友、鈴木役に選ばれている。ミュージシャン俳優はドラマ、映画に欠かせない存在なのだ。

 もちろん、これまでも感性豊かなミュージシャンたちは役者として成功を収めてきたが、近年は特に人気ミュージシャンたちがどんどんドラマに進出し、いいアクセントを加えている印象がある。『まんぷく』の序盤で強い印象を残した牧善之助役の浜野謙太(37)もミュージシャンだが、最近は『グッド・ドクター』(フジテレビ系)などドラマに引っ張りだこになっている。岡崎体育たちも『まんぷく』での演技が評価されれば、ハマケンのようにブレイクするかも?(朝ドラ批評家・半澤則吉)

朝ドラ批評家半澤の朝ドラブログ
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※画像はNHK『まんぷく』番組公式ホームページより

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