■NHK紅白歌合戦で恋ダンスを

 ドラマの役どころ同様、なかなかバカになれないのが新垣特有の魅力だ。「16年の紅白歌合戦では“恋ダンス”が盛り上がる中、審査委員席にいた新垣にもカメラが迫り、その場にいた全員が“ガッキーも踊って”という雰囲気になったんです。でも、彼女はひたすらハニかんで、一向に踊りださない。最後の2秒ぐらいで、ほんの一瞬、踊ってくれたんですが、あの素の“恥じらい”がたまらない」(前出の八木氏)

「かわいさ」+「にじみ出る照れ」が、一種のフェロモンとなっているのだ。そして、それもまた男をひきつける理由なのだという。「人には必ず“好きなタイプ”がありますよね。たとえば小柄な女性が好き、ふっくらとした女性が好き、清楚な人が好き、というように。これらは遠目から女性を見たときでも、“あそこにイイ女がいる”と気づける本能が男性には備わっているんです」(志賀氏)

■『逃げるは恥だが役に立つ』はアジア圏でも大人気

 それは何も外見だけではない。「雰囲気も同じで、新垣さんには日本人男性が最も好む“奥ゆかしい”雰囲気があるんです。もっと言えば、こういう恥じらいのある女性ほどセクシー、と遺伝子レベルで刷り込まれている可能性がありますよ」(前同)

 本誌が街頭調査した際も、ガッキー好きの意見はほぼ同じだった。「こっちが緊張で照れまくっても、ガッキーなら分かってくれそう。背伸びせずにつきあえる感じがいい」(48・タクシー運転手)

 シャイな男性ほど彼女にひかれる傾向があり、「石原さとみや深田恭子みたいに肉体的なセクシーさはあまりないよね。身長が高くて線も細くて、バストも大きくない。そこがまた逆に、安心できるんですよね。俺でも支配できる気がするね」(55・販売員)

 そんな奥ゆかしいフェロモンを放つガッキーは日本のみならず、アジア圏でも大人気だ。「大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)は、日本で放送終了後、台湾でも放送され台湾男子の心をわしづかみ。台湾の女優を抑えて“お嫁さんにしたい女優ナンバーワン”に輝いたんです」(八木氏)

 アジアの男たちはガッキーが持つ“恥じらいセクシー”を、本能で感じ取っているのだ!

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4