江口洋介
江口洋介

 石田ゆり子(49)との共演する『マチネの終わりに』や、岩井俊二監督の『Last Letter』など、2019年公開の映画が話題になっている福山雅治(49)。

 その福山が、来年4月期に放送される連続ドラマで、3年ぶりに主演を務めることが、12月4日発売の『女性自身』(光文社)で報じられた。

 記事では、来年2月に50歳を迎える福山が「新境地を目指す」と、テレビ局関係者が語っており、ドラマのテーマは“左遷”や“リストラ”で、会社内で窮地に立つサラリーマンが力を合わせて困難を乗り越えるというストーリーになるという。これまで福山は、天才科学者、弁護士、ミュージシャンといった華やかな役を演じてきたが、今回は一転、“哀愁漂うサラリーマン”を演じるとのこと。

 新ドラマは、『半沢直樹』や『下町ロケット』といった、大ヒット作を生んできたTBS『日曜劇場』枠での放送で、制作を担当するのは『半沢直樹』のチーム。共演者には『半沢直樹』の最終回で、圧巻の土下座シーンを見せた香川照之(52)の名前が挙がっており、骨太で見応えのある作品になりそうだ。

 一方、「来年4月期の新ドラマでは、フジテレビの木曜10時ドラマ枠『木曜劇場』も注目です」と話すのは、在京テレビ局関係者。

 同枠は、山下智久(33)主演の『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―』や、天海祐希(51)主演の『BOSS』など、これまでシリーズ化、映画化されたヒットドラマも多く、フジにおける重要枠。

「来年4月の『木曜劇場』で主演を務めるのは、江口洋介(50)さんなんです。江口さん、福山さんとくれば、思い出すのは25年前の大ヒットドラマ『ひとつ屋根の下』ですよね。“あんちゃん”と“チイ兄ちゃん”が、同じクールでそれぞれ主演を務めるなんて、実に興味深いですよね。当人同士も、お互いを意識してしまうのではないでしょうか」(前出の在京テレビ局関係者)

 ドラマ『ひとつ屋根の下』は、フジテレビ月9枠で、1993年4月期にパート1、1997年4月期にパート2が放送され、日本中を感動に包んだ大ヒットドラマだ。パート1の第11話で記録した視聴率37.8%は、フジテレビドラマの歴代最高記録で、いまだに抜かれていない。

『ひとつ屋根の下』は、主人公の柏木達也(江口)が、自身の婚約を報告するため、幼い頃にバラバラになった兄弟たちを訪ね歩き、いつしかひとつ屋根の下で暮らし始めるというストーリーのホームドラマだ。

 江口演じる長男の “あんちゃん”こと達也はお調子者で直情的、福山演じる次男の“チイ兄ちゃん”こと雅也は冷静沈着な研修医。性格の異なる2人のすれ違いや、その後の和解の描写も話題を呼んだ。

 ドラマでの江口のセリフ「そこに愛はあるのかい?」は、当時の流行語にもなった。来年4月、江口と福山が衝突する2つの新ドラマからも流行語が生まれるか!? そして、視聴率バトルの軍配はどちらに上がるのだろうか!?

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