小栗旬
小栗旬

小栗旬は現在、綾野剛(36)や田中圭(34)らと同じ芸能事務所『トライストーン・エンタテイメント』に所属していますが、2020年に小栗が事務所の社長に就任することが決まったそうなんです」(テレビ局関係者)

 小栗旬といえば、芸能界でも幅広い人脈を持つことで知られる。綾野や山田孝之(35)、藤原竜也(36)に菅田将暉(25)に松本潤(35)まで、俳優たちと夜通し飲み明かす姿がたびたび報じられ、それぞれの俳優がバラエティ番組で「小栗会」として集まっていることを証言している。

「いまが旬の俳優全員が小栗とつながっていると言っても過言ではありません。ただ、小栗は親睦を深めるためだけに俳優仲間と飲み歩いているわけでなないようなんですよね。2010年に、小栗は自身が監督を務めた映画『シュアリー・サムデイ』の発表の場で、俳優の地位向上のために、アメリカの映画界にある労働組合のような“ユニオンを作りたい”と宣言しています。そのために、現在活躍する俳優たちに片っ端から声をかけて、結束を強めているのではないでしょうか」(前出のテレビ局関係者)

 2020年に公開されるハリウッド映画『ゴジラVSコング(仮)』への出演も決定している小栗旬。ハリウッドへの進出も、まず自分が先陣を切って海を渡ることで、日本の俳優の地位を向上させようという小栗の思いがあるのかもしれない。

■小栗旬は所属タレントのスケジュールを把握

「その動きと連動しているのか、小栗は現在所属する事務所の社長にも就任します。トライスターといえば、かつて『太陽を盗んだ男』や『あずみ』といった名作映画を世に送り出した“又さん”こと山本又一郎プロデューサーが社長を務める事務所で、小栗は現在、取締役でもあるんです。そして、山本さんは2020年に社長業を勇退し、会長職に退くそうで、代わって社長を務めるのが小栗なんです。小栗はすでに社長業の準備を始めているといいます。事務所に所属するタレントのスケジュールを把握し、キツいスケジュールで撮影に臨む後輩俳優には直接電話をかけ、“今が正念場だから、頑張ろう!”などと声をかけることもあるそうですよ」(前同)

 テレビ局関係者はさらに続ける。

「『トライストーン』は日本音楽事業者協会(音事協)の正会員でもある有能芸能プロで、小栗、綾野、田中のほかにも、多岐川裕美(67)、若村麻由美(51)、手塚とおる(56)といった実力派のベテランから、間宮祥太朗(25)、坂口健太郎(27)、葉山奨之(22)といった今後のドラマ界、映画界の中心を背負っていくであろう若手有望株も多く所属しています。そこの社長に就任するわけですから、業界内での発言力はさらに上がる。いよいよ“ユニオン”発足も本格化していくのではないでしょうか。日本の芸能界の新しいビジネスモデルが誕生するのではという声が早くも聞こえてきています」(前同)

 映画界の風雲児でありトップランナーであり続けた山本プロデューサーの薫陶を受けた小栗“新”社長が、その幅広い人脈を生かして日本の芸能界、映画界を大きく変革していく可能性は高い。

 今後、小栗の動きから目を離すわけにはいかないようだ。

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