滝沢秀明
滝沢秀明

「12月31日、ジャニーズカウントダウンに出演します。これは、“タキツバ”で出ますので」

 今年限りで表舞台から引退し、裏方に専念する予定のタッキーこと滝沢秀明(36)が、現役最後となるディナーショーの初日である12月5日、サプライズ発表を行った。滝沢の発言に、ディナーショーの観客たちから大歓声が沸いた。

 ファンにとっては、滝沢が大みそかに行われる東京ドームでの「ジャニーズカウントダウン」に出演すること自体、嬉しいニュースだが、9月に解散を発表し、もう二度と見ることができないと思われていた、今井翼(37)とのユニット、タッキー&翼の“一夜限りの再結成”は、本当の意味でのサプライズだった。

 ベテラン芸能記者が解説する。

「今井翼は、滝沢の引退表明と同時に、ジャニーズ事務所を退所しています。つまり、すでに事務所を離れた人間です。こうした立場のタレントが、カウコンに出演した例は、これまで一度もありません。ジャニーズ事務所が、こんな例外を認め、今井側も出演要請を受けたことに驚きましたね」

 伝えられるところによれば、滝沢自身がジャニー喜多川社長(87)に、カウコンでのタキツバの再結成を願い出て快諾された、ということらしい。

 滝沢自身の説明によれば、今井は、この再結成の話を「すごく喜んでいました」ということで、「曲を何にすればいいかな?」「あれもいいね、これもいいね」と話したと、今井が最後のステージに前向きになっていることを強調した。

「タッキーが、ジャニーズの社長を説得して再結成が実現したというのが本当なら、これはある種の美談です。これまで今井は、タッキーの引退表明をきっかけに、強制的に退所させられてしまったという印象が拭えなかったのですが、最後の舞台を用意することで、不満を抱えていた今井ファンやタキツバファンを抑えることができますからね。これで滝沢は、後顧の憂いなく裏方に専念することができるというわけです」(芸能記者)

 そんなあまりにも“出来過ぎ”な展開に、カウコンをタキツバの最後の舞台にするという計画は、タッキーの引退が公になった9月の時点で、すでに決定事項だったのではないかという見方もささやかれている。

「ジャニーズタレントの序列を明白に示していると言われている、ジャニーズ公式ホームページの“所属タレント一覧”には、解散したはずのタッキー&翼というグループ名が9月以降も残っています。多くの芸能関係者やジャニーズファンは、これをいぶかしんでいました。カウコンが、本当の解散の日だと事前に決まっていたと考えれば、すべてのつじつまが合うことになります」(女性誌記者)

  すでに決まっていた既成事実を、サプライズや美談に仕立て上げるのは、もちろん今後、ジャニーズの重鎮となっていく滝沢のイメージを守るため。そうだとするならば、今井翼は最後の最後までタッキーの引き立て役をさせられるということなのかもしれない。

 前出の女性誌記者は言う。

「いろいろささやかれてはいますが、タッキー&翼の最後の舞台には、Jr.時代にタキツバのバックで踊っていた山下智久(33)、生田斗真(34)、風間俊介(35)、長谷川純(33)によるFOUR TOPSも16年ぶりに復活し、再びバックダンサーを務めるそうです。V6の三宅健(39)は、自身のラジオ番組で“(再結成は)良かった!”とタキツバへのエールを送っていました。これは2人が、ジャニーズ内で愛されていた証拠ですよ」

 2人には最高のラストステージを飾ってほしい!

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