塩地美澄
塩地美澄

 地方局の人気女子アナから一転、グラビアに挑戦して注目を浴びる塩地美澄さん(36)。彼女はさらに終活カウンセラーの検定に合格したという。新たな活動を直撃!

■終活カウンセラー上級検定にも合格

――塩地さんは今年の夏、「終活カウンセラー」上級検定に合格されたんですね。

塩地 はい! 週刊大衆さんでも終活の記事を扱われていましたね。以前、読ませていただいたことがあります。

――恐縮です。我々の場合、自分が死んでしまったとき、恥ずかしいモノを家族に見られたら……という不安がありますからね。

塩地 ウフフ。確かに家族に見られては困る物は、誰だって一つや二つはあるものです。

――恥ずかしい遺品はどうすればよろしいでしょうか。

塩地 うーん。やはり、できることなら生前に処分されておいたほうが……。

――できません! 捨てるに捨てられない俺の中の名作もあるんです!

塩地 そ、それでしたら、仲の良い友達に自分が死んだとき、こっそり処分してもらうように頼んでおくのも一つの手ですね。恥ずかしい遺品を一つの場所に隠しておき、友人にだけはありかを教えておくんです。

――おおっ。さすが終活カウンセラー! やはり、そういう悩みを持たれている方は多いんですか?

塩地 そうですね。亡くなってから、家族が処分に困る物はたくさんありますね。

――男性が大好きな本ですよね。

塩地 そういうものの処分については、まだ一度も相談されたことがないんですけど(笑)、実際はあると思います。あと、故人の方が趣味で集めていた物なんかも、けっこう、どうすればいいのか分からないって話が多いです。

――どんなものですか?

塩地 たとえば映画の好きな方なら数々の映画のパンフレットとか、鉄道マニアの方が集めていた鉄道模型なんかは、故人にとっては“財産”。それだけにむげに捨てることははばかられるということがあります。

――一緒に焼いてくれ、みたいなことは伝えておいたほうがいいですよね。

塩地 はい。ただ、私が終活カウンセラーになったのは、何も自分が死んでしまった後の処理を決めておくことだけが目的ではないんです。終活をすることで、残りの人生を前向きに生きてもらいたい……そういう気持ちでカウンセリングをしているんです。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4