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 12月9日放送の『サザエさん』(フジテレビ系)でマスオとサザエによる“イチャイチャ”シーンが描かれた。サザエの貴重な赤ら顔を見ることができるエピソードだったが、意外にもイヤ~な気分になってしまったという視聴者が多かったようだ。

 この日放送されたのは「新婚きぶんで」というエピソード。これは街でウインドウショッピングをしていたサザエが、営業途中のマスオと偶然鉢合わせたことで、新婚時代のデートを思い出し、これがきっかけで事あるごとに“新婚きぶん”にひたってしまうというエピソードだ。

 次の日、サザエはマスオに昔のことを思い出させようとするためか、物干し竿に新婚当初に使っていた思い出のハンカチを干してアピール。「新婚気分を思い出したいときにそのハンカチを使うのよ」というサザエに、マスオも「たしかに思い出すね~」とまんざらではない顔を見せた。

 またスーパーでは、新婚の頃にマスオに「とんかつが食べたい」と言われたことを思い出し、豚肉を購入。さらにそのときに「ぼくの好物ばかりじゃなくって、きみの好きなものも買おうよ~」とマスオに言われて冷凍ピザを買ったことも思い出し、ポーッと顔を赤らめたまま買い物。帰宅後、ワカメから「なんでお姉ちゃんとマスオ兄さんの好きなものばかりなの?」とツッコミを受けてしまうのだった。

 また、夜になってサザエののろけモードはエスカレート。晩酌のつまみに、波平の好物ばかりを出したサザエだったが、実はこれは、サザエがマスオに初めて料理を作った日の献立。マスオも「新婚時代のことを思い出すね~」と大喜び。サザエがほおを赤らめ「楽しかったわね~」と当時を振り返ると、マスオもほおを染めながら「楽しくなかったことなんかあったか~い?」と顔を赤らめてイチャイチャ。食事後は、新婚気分のまま、夫婦2人きりで寝室へと入っていった。

 寝室でサザエは編み物をして、マスオも新聞を読んでいたが、このエピソードでのマスオ夫婦に視聴者はドン引き。SNSなどでは「マスオとサザエのイチャイチャ、正直キツイな……」「親のイチャつきを見てるみたいで気持ち悪い」「サザエが“うふ~ん”って声出してて気持ち悪いぞ!」といった声や、「イチャついたあとに寝室にいてビビった……」「親と見ててだいぶ気まずかった」「これタラちゃんに弟ができるぞ!」といった反応も多かった。

 1969年からの放送以来、国民的アニメとなった『サザエさん』。そのヒロインは家族同様に親しみのある存在になっているのか、夜の生活をほのめかす演出にショックを受けた人が少なくなかったようだ。

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