有吉弘行
有吉弘行

 12月11日放送の『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)に、お笑い界のレジェンド志村けん(68)が出演。明かされた志村伝説の数々に視聴者からも驚きの声が上がっている。

 この日“スナック有吉”のコーナーに志村けんが来店。高橋真麻(37)から「麻布十番の街づくりに関わっていると伺いました」と話をふられ、麻布十番に住み始めた頃のことを語った。

 当時の麻布十番は、まだ近所に六本木ヒルズが建設される前で、地下鉄も通っておらず、下町風情が残るアーケード街。よそ者には溶け込みづらい、下町特有の雰囲気があったという。そこで志村は喫茶店のマスターに、どうすれば地元の人たちと仲良くなれるかを相談。「土曜の夜に道の掃除をした後、青年団の飲み会があるから、それに参加すればいい」とアドバイスを受け、『8時だョ!全員集合』(TBS系)の生放送が終わると、青年団の活動に参加するようになったそうだ。これを聞いたアンタッチャブル山崎弘也(43)が「“集合”終わりで集合していたんですね」と相づちを打ち、笑いを誘った。

 以後、志村は麻布十番の街づくりに貢献。当時は“ロケお断りの街”だったが、志村の尽力でテレビのロケが解禁となったという。

 続いて、志村と親しいゲストとして出演していた中山秀征(51)から、今では当たり前になった、じゃんけんでのかけ声「最初はグー」も志村の発案だったことが明かされ、MCの有吉弘行(44)らを驚かせていた。始めは飲み屋で誰が支払いをするか決めるじゃんけんだったそうで、全員が酔った状態でじゃんけんをしても、手を出すタイミングが合わずバラバラだったので、志村が「最初にグー出して」と音頭をとったことがきっかけ。その後『8時だョ!全員集合』でそれをやったところ、瞬く間に子どもたちに浸透し、じゃんけんの定番となったらしい。

 これらの“志村伝説”に「麻布十番と言えば志村さんだね」「麻布十番でよく見かけたのはそういうことか」「なんかすごい」「最初はグー、志村さんが言い出しっぺだったとは」と、ネットでは若い世代を中心に驚愕の声が上がっていた。

 昭和のお笑いレジェンドは、伝説も格が違う!?

 

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