浅田真央
浅田真央

 女子フィギュアスケート界の超新星・紀平梨花(16)が、あの浅田真央に並ぶ快挙を成し遂げた。「12月6日からカナダのバンクーバーで開催されたフィギュアスケートのGPファイナルで、紀平は初出場ながら優勝を果たしました。日本人で初出場初優勝を果たしたのは、2005年の浅田真央のみ。また、13年の浅田真央の優勝以来、遠ざかっていたGPファイナル女王の座を日本に取り戻してくれました」(スポーツ紙記者)

 昨季のGPファイナル女王で、平昌五輪の金メダリストであるアリーナ・ザギトワ(16)が、絶対女王として“長期政権”を築くとみられていただけに、紀平による日本人女王奪還のニュースに各界は沸いた。スケート連盟の関係者が、彼女の成長について解説する。

「20歳前にピークを迎える女子フィギュアの世界において、1年で勢力図が変わるのは、よくある話。成長期である10代後半で急に伸びる選手は多い」

 早くも22年に開催される北京冬季オリンピックでの金メダル奪取に期待が高まっているが、ライバルであるロシア勢も10代の選手が中心なだけに、このまま引き下がるとは思えない。「GPファイナル当日、ザギトワはテレビケーブルにつまづいて足を負傷していたこともあり、万全ではありませんでした。また、同日に開催されたジュニアのGPファイナルでは1位から5位までをロシア勢が独占し、複数の選手が4回転ジャンプを武器にしている。今後もザギトワ率いるロシア勢とのライバル関係は続くでしょう」(スポーツ紙デスク)

 そんな紀平が女王になるための精神的支柱となったのが、浅田の存在だ。「紀平は“尊敬する選手は浅田真央さん”と公言しており、また浅田の代名詞でもあるトリプルアクセルを徹底的に練習してきました。女子フィギュアの選手でトリプルアクセルを使ったのは紀平が7人目です。GPファイナルのショートプログラムでは、NHK杯とフランス杯で失敗したトリプルアクセルを完全に仕上げてきて、82.51という今季最高スコアを叩き出しました。まさに真央ちゃんの魂が乗り移ったかのようでしたね」(専門誌記者)

 北京冬季五輪で金メダルに輝き、“心の師”浅田真央を超える日に期待!

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