(前回の続き)ただし、華原朋美に対する小室哲哉のようにファン気質が強すぎて愛情過多になってもプロデューサー業はままならない面があるだろう。アイドルファンの気持ちをなくしてはならないが、一方でアイドルへの醒めた感覚、ひいては理想のアイドルを創造して世に問うてみたいという野心もプロデューサーには必要だ。中田ヤスタカによるPerfumeのプロデュースには、そうした面がより濃く感じられる。


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