ウーマンラッシュアワー村本大輔は、「もう日本のテレビに興味はない」とし、コンビを解散した上で、2年後を目処にアメリカに拠点を移し、タブーをネタにするスタンダップコメディアンを目指す予定だ。実際に18年1月と9月の2回にわたってアメリカに語学留学しており、「英語覚えて、アメリカで、世界でやりたい」「コメディアンとして、ネタやって、金持ちになりたいんです」と語っている。すでに5ドル払ってクジに当たれば、誰でも立てるロサンゼルスの小劇場で、英語ネタを披露する経験を積んでいるようだ。

 アメリカンドリームをつかむために渡米した村本の先輩と言えば、ピース綾部祐二だろう。「世界のエンターテイナーになる」ために、全レギュラー番組を降板し、日本の自宅を引き払って、17年10月からニューヨークに滞在中だ。1年が経過した現在も、コメディアンや俳優としての具体的な活躍が聞こえないため、遊びにやって来た日本の芸能人と写真を撮ってアップするだけのインスタ芸人と化していると揶揄する声も上がっている。

 しかし18年11月20日から配信されるグルメ番組『ファイナル・テーブル』(Netflix)に審査員として出演していることが明らかになった。なお、収録されたのは昨年11月で、綾部は「まさか渡米をして1か月でハリウッドで仕事ができるなんて…」「アメリカのテレビに出ている以上、世界デビューしたことには変わりないので、最高でした」とコメントしている。あまり表には出て来ないが、持ち前のコミュニケーション能力を生かして交友関係を広げた結果、最近では在米の日本企業や日本人向けのイベントなどに引っ張りだこで、こちらの想像以上に金銭的にも精神的にも充実した日々を送っているというウワサもある。

 テレビ以外に活路を見出した彼らの活動の好き嫌いはさておいて、これからの時代、テレビだけに執着するような考え方は、古くなる一方なのかもしれない。

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