24日、ボートレース住之江で年末の大一番・グランプリの優勝戦が行われた。
緊張感みなぎる異様な雰囲気の中、全選手が進入から闘志のぶつかり合い。6号艇の菊地孝平選手が4コースに入り込み、5号艇の毒島誠選手が回り直して大外ダッシュ水域へ。5対1の進入スタイルから、キッチリとイン逃げを打ったのは、1号艇の峰竜太選手(ミネ・リュウタ 登録番号4320 95期 1985年3月30日生まれ 佐賀支部 身長172センチ 血液型B型)だ!
大興奮の3周回、毒島選手が気迫の2着に入線し、白井英治選手3着。3連単153は22.2倍の決着となった。
優勝インタビューで涙を流し、声を詰まらせる峰選手。「うれしさっていうよりも、安心っていうかホッとしたっていうか、ちょっと今日きつかったですね。ちょっと自信なかったんで、なんとも言葉に表せないような感情がずっと続いてますね、今も。優勝戦走りたくないなって、最後それくらいのところまでなってましたね。自分のメンタルの弱さを感じました」
相当なプレッシャーを感じていたようだが、この喜びを誰に報告したいか聞かれ、「家族も見に来てくれてるんで、自分のストレスとかあったと思うんで、それを受け止めてくれた家族と、ついてきた弟子に目の前でグランプリを獲れて、それが弟子の成長につながればなと思います」と答える峰選手。
最後に「ホント、いろんな人のおかげでグランプリを獲れました。もう、ファンの声援がすごくて、それがプレッシャーになっちゃったんですけど、もっと自分を応援してもらえると自分ももっと大きくなれそうなんで、これからも熱い声援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」と頭を下げた。
感動しました! 峰選手、悲願のグランプリ制覇おめでとうございます!!
- ●12月24日 住之江第12R優勝戦
- 1着(1)峰 竜太 1コース.12
- 2着(5)毒島 誠 6コース.19
- 3着(3)白井英治 3コース.15
- 4着(2)井口佳典 2コース.10
- 5着(6)菊地孝平 4コース.04
- 6着(4)岡崎恭裕 5コース.09
- 3連単2220円
- ※着 号艇 選手 進入 スタート
この日は、同時開催されたグランプリシリーズの優勝戦も行われた。こちらは岡山支部の平尾崇典選手(ヒラオ・タカノリ 登録番号3822 78期 1972年10月19日生まれ 身長170センチ 血液型AB型)が逃げ切りV。優勝、おめでとうございます!
- ●12月24日 住之江第11R優勝戦
- 1着(1)平尾崇典 1コース.13
- 2着(3)新田雄史 2コース.12
- 3着(4)山田康二 3コース.13
- 4着(5)中野次郎 4コース.12
- 5着(2)石野貴之 6コース.12
- 6着(6)湯川浩司 5コース.18
- 3連単1380円
■獲得賞金ランキング
- 1位 4320 峰 竜太 佐賀 202,912,000円
- 2位 4238 毒島 誠 群馬 192,772,500円
- 3位 3897 白井英治 山口 125,296,000円
- 4位 4024 井口佳典 三重 115,474,800円
- 5位 4296 岡崎恭裕 福岡 87,217,000円
- (12月24日現在)
なお、注目の獲得賞金ランキングは、峰選手が毒島選手を逆転してトップに。見事、2018年の賞金王に輝いた。
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