綾瀬はるか
綾瀬はるか

 美しさや演技力で視聴者を魅了する女優たち。現在の活躍からは縁遠く見えるが、実は“セクシーグラビア”に挑戦していた過去を持つ者も少なくない。 

 有名なのは、今や押しも押されもせぬ人気女優となった綾瀬はるか(33)。15歳の頃に受けた「ホリプロスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、芸能界入りした彼女。デビューからしばらくの間は、写真集や週刊誌を中心にグラビアアイドルとして活動しており、推定Fカップといわれる大きな胸の谷間があらわになったビキニ姿や、セクシーなポージングなど、今の姿からは想像もつかない過激なショットに挑戦していた。 

 そうした仕事のストレスからか、デビューから1年で体重が急増。かつて人気を博したバラエティ番組『ビューティコロシアム』(フジテレビ系)に出演し、涙ながらにダイエット企画に挑む姿が放送された過去がある。 

 次第に女優としての評価を高め、グラビアの仕事は減少。2017年には写真集で約10年ぶりとなる水着姿を披露したが、かつてほど大胆なものではなく、清楚でクリーンなイメージを守っている。綾瀬の場合、グラドルから国民的女優へと駆け上がった貴重なケースといえそうだ。 

 また、最近何かと話題の吉岡里帆(25)もその一人。NHK朝ドラ『あさが来た』(15年)でヒロインの娘の親友役として注目を浴びると、TBS系ドラマ『カルテット』(17年)では一転、悪女を演じてブレイクした彼女。しかし、ブレイク前は推定Eカップといわれるセクシーボディを生かし、グラビアアイドルとして活動していた。 

 2017年に吉岡は、あるインタビューで「(グラビアを)やりたくないというのは私の偽れない本当の気持ち」と発言したことが波紋を呼び、その後、2018年1月の「文春オンライン」で「初めは戸惑いもあったけれど、今思うとすごく感謝している」と、真意をあらためて主張したことも記憶に新しい。 

 主演を務めたドラマが立て続けに低視聴率を記録し、現在、苦境に立たされている吉岡だが、自身がCM内で演じるキャラクター「どんぎつね」の写真集が公開されるなど、その人気は健在。さらには、18年12月に放送された『2018 FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)で披露した生歌も好評で、多彩な魅力が再評価されつつある。 

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