もはや戦国時代! 群雄割拠の争いを制するのは誰だ? 

 先日、イベントで「40歳までに大河の主役を」と意欲を示したのが窪田正孝。大河出演は2012年の『平清盛』のみ。作品の視聴率はふるわず、窪田自身も当時はまだ無名に近かったが、清盛の悲運の嫡男・重盛を圧倒的な説得力で演じ切り、熱心な視聴者の間で話題を呼んだ。大河出演はその一度だけだが、朝ドラ『ゲゲゲの女房』(10年)、『花子とアン』(14年)を含め、同局ドラマにコンスタントに呼ばれており、最近では『4号警備』(17年)の主演を務めるなど、着実にステップアップしている。 

 同世代の松坂桃李も後を追う。大河出演は2014年の『軍師官兵衛』のみだが、朝ドラは『梅ちゃん先生』(12年)、『わろてんか』(17年)の2作品ともに、ヒロインの相手役という重要な役どころで出演。窪田同様、NHK“お気に入り俳優”の仲間入りを果たしている。 

 さらには、菅田将暉も将来の主演候補の一人だ。デビュー以来、幅広いジャンルのドラマ、映画で出演作を積み上げ、2017年には映画『あゝ、荒野』で「第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞」を受賞するなど、実力も折り紙付き。現在放送中の朝ドラ『まんぷく』にも登場と同時に視聴者をクギづけにしており、スター街道を邁進中だ。 

 と、ここまで気の早い予想を繰り広げたが、ひとまず2019年の大河は『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』である。中村勘九郎阿部サダヲの実力派俳優2名を主演に起用した手堅い布陣だ。 

 大河の主演を務めるには、座長として1年間作品を引っ張るだけの気力・体力、そして何より実力が不可欠である。ここに挙げた若手・中堅俳優の中で、いち早くその歴史に名を連ねるのはいったい誰だろうか。 

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