林修先生
林修先生

林先生が驚く初耳学!』(TBS系)が、「大量に届くと迷惑」などと被災地などで言われることの多い千羽鶴が画期的な再利用をされているということを紹介し、多くの視聴者を感動させたようだ。

 この初耳学が紹介されたのは、12月23日放送の番組でのこと。今回の放送は2018年を振り返り、重大ニュースをランキング形式で発表していくという内容で、第3位に7月の“西日本豪雨”がランクインした。

 豪雨や地震被災地へ届けられる救援物資には生米や季節外れの衣服など扱いに困る物もあり、千羽鶴もその中の一つだと説明されると、初耳学として「広島市民が“ムダがない”などと絶賛している、千羽鶴の画期的な再利用法とは?」と出題された。林修氏(53)は「(紙だけでなく)インクも再利用もできる」と苦しまぎれに回答したが不正解。その答えは「千羽鶴に込められた想いは最新技術によってTシャツに生まれ変わる」だった。

 続いて、解説VTRが流れ、広島の平和記念公園には毎年10トン以上の千羽鶴が贈られ、展示が終わったものは定期的に回収され保管されていること。古紙再生業者が千羽鶴を引き取り、工場で折り紙のインクを取り除いて、紙の原料となるパルプにリサイクルしていること。そして以前は再生紙になっていたがこのパルプは繊維会社へ持ち込まれ、最新技術で紙から糸へと生まれ変わり、平和のメッセージが入ったTシャツやタオルなどの繊維製品として再利用されていくと紹介された。

 この初耳学はスタジオで称賛の拍手を受けていたが、多くの視聴者も感動したようで、ツイッター上で「技術で人の想いを残せるようになるとは単純に感動」「これはすごい! お気持ちがムダになっていない」「広島在住ですが、まったく知りませんでした。すばらしい技術!」などと、コメントが寄せられていた。

 また「千羽鶴が迷惑になっているとは考えたことなかった」などと、そもそも扱いに困る救援物資があることに驚いたという意見も。さらに「Tシャツのデザイン何とかならんかったんか? 売れなきゃ意味ないよ!」と、技術だけではダメだという厳しい意見も少なからずあった。

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