菅田将暉
菅田将暉

 安藤サクラ(32)が主演を務める連続テレビ小説まんぷく』(NHK)は中盤に入り、一気に話が動き出した。物語の前半、このドラマを加速度的に面白くしてくれたイケメン集団、塩軍団が解散し、新展開を迎えているのだ。ここではまず12月22日の放送を振り返ってみよう。

 追徴課税により大金を作らなくてはならなくなった福子(安藤サクラ)は弁護士の東(菅田将暉/25)からの提案を受け、三田村(橋爪功/77)に紹介された「北浜食品」にダネイホンの商標と製造方法を売ることに。無事、売却は決まったが、それは「たちばな栄養食品」と塩軍団の解散を意味していた。

「たちばな栄養食品」がついに解散! ツイッター上では「もう塩軍団ロスだ」「いつか塩軍団のみんなと再会する日が来ますように」と塩軍団の解散を残念がる声が上がっていた。この塩軍団ロスを見事にカバーしてくれたのが、弁護士の東を演じる菅田将暉だ。おとなしいが自分の意見はしっかり通し、ときに感情的にもなる若手弁護士、東を好演しているが、このシャイな優等生という役柄は菅田の新境地かもしれない。ご存知の通り彼は映画、ドラマ、バラエティ、コマーシャルで大活躍。今年は映画『あゝ荒野』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したトップ俳優だけあって、主演の安藤サクラや長谷川博己に負けない存在感を見せている。

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