■野菜の新芽やシナモンも

 髪の毛を太く長くするには頭皮の血流を良くすることも不可欠だが、これを高める食品があるという。「ブロッコリースプラウトなど、野菜の新芽やシナモンです」(同)

 サラダにスプラウトを添える、紅茶を飲むときにシナモンを入れるなどの手軽なひと手間で、頭皮の血流が上がるというのだ。

 なお、藤田博士は「頭皮の血流を上げるためにも、よく噛んで食べることが大切」ともアドバイスする。

 ハゲるのは男性ホルモンの影響が大きいのだが、この作用を和らげるのが、大豆などに含まれるイソフラボンだ。板羽氏も、豆腐や納豆、煮豆などを心掛けて積極的に食べるようにしているという。ちなみに板羽氏は、自身の理容室では客の要望に応じて頭髪の栄養チェックもしているのだが、その人に足りない栄養素は個人差が大きいという。

「足りない栄養分を補う食材をしっかり食べれば、脱毛もずいぶん防げるんですが、これができない方は、偏った食事をせず、さまざまな食材を取り入れたバランスの良い食事を心掛けるといいでしょう」

 髪の毛の健康は体の健康あってこそ。だからこそ、髪の毛で悩む人は毎日の食事が大切になる。もちろん、「生える食材」の摂取に加えて、毛根や髪の毛の成長に負荷になる“食べ方”を避けることも重要となる。生えるも抜けるも、日頃の食生活次第。食材と食べ方を見直して“生涯、フサフサ髪”を目指しましょう!

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