■がん検査や歯のケア、お酒の飲み方も

 お金を節約できても、それ以上に大切なのが健康だ。本誌読者には、70歳を過ぎても生涯現役を貫いてほしい。そこで、今年から始める“とっておきの健康法”を伝授したい。「まず、年に一度は胃がんのバリウム検査と、大腸がんの便検査を受けること。自治体の補助があり、格安で検査でき、最寄りのクリニックで受けられます。毎年やっていれば、発見されても“早期”ですから、程度は軽くなります。あとは血液検査です。高脂血症、糖尿病、高血圧も、まずは血液検査で数値の異常が発見されますからね。最寄りのクリニックで、“血液検査したい”と言ってみてください」(宮元通クリニックの渡會敏之院長)

 歯のケアも大切だという。「歯の健康は長生きの秘訣。食事がおいしくないと、食が細くなって胃も荒れ、バランスいい食事が取れなくなります」(前同) 健康な歯を保つためには、入浴時に湯船で糸ようじを使い、ゆっくり歯垢を取ることがオススメだ。

 さらに、「ED対策には、晩酌はミックスナッツとハイボールがベスト。ナッツ類は動脈硬化に効果があるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれます。また、ビールは痛風などの元凶となるプリン体を多く含みますが、ウイスキーや焼酎にはほとんど含まれません」(医療ライター)

■終活は元気なうちに…葬儀代はいくら?

 最後に伝えたいのは、男のケジメ“終活”だ。「終活は元気なうちから進めておくのがベスト。気力、体力が衰えてからでは遅いんです。終活の第一歩は、自分の葬儀代を知ること。次に、妻や子どもに“お父さんが死んだら……”と話しておくことです」(終活カウンセラー協会代表理事の武藤頼胡氏)

 昨今は、火葬の一種である「直葬」なら、約14万円程度で済む。葬儀代に必要以上の金をかける必要はないのだ。「少子高齢化社会ですから、菩提寺と絶縁したり、墓じまいすることも恥ずかしくありません。“立つ鳥跡を濁さず”の精神で、無駄な出費は抑え、限りある財産を“計画的に使い切る”ことを考えましょう」(終活サイト主宰者)

 備えあれば憂いなし。2019年よ、どんと来い!

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