“イケメン”と一口に言っても、時代ごとに、男性のかっこよさというのは移ろうもの。たとえば平成元年の頃といえば、バブル真っただ中。当時のイケメンは、日本人らしい薄めの「しょうゆ顔」や、日本人離れした彫りが深めな「ソース顔」が大人気。後には「塩顔」や「みそ顔」など、さらに細かいジャンルが生まれた。
そして最近では、恋愛に積極的な「肉食系男子」、逆に奥手な「草食系男子」なども登場している。実は近頃、この草食系イケメンが女性から人気だいう。
女性に人気の草食系イケメン、いったいどんな雰囲気の男性を指すのだろう。そこで今回は、１０～３０代の未婚女性１００人に「草食系だと思うイケメン俳優」について聞いてみた。
第４位（６.０％）には、星野源と千葉雄大の２人が同率でランクイン。
星野源といえば、今や日本を代表するトップアーティストであり、俳優としても人気を博している。特に、２０１６年に放送されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』（ＴＢＳ系）での、新垣結衣との共演は記憶に新しい。
星野を選んだ人からも「『逃げ恥』での役の印象が強い。うわついた話を聞かないから」（３８歳／東京都／金融関係）といった意見が多く見られた。他には「しぐさやしゃべり方が草食っぽい」（２８歳／神奈川県／総務・人事・事務）、「雰囲気がふわっとしているから」（３５歳／北海道）、「恋愛に貪欲じゃなさそう」（３１歳／愛知県／総務・人事・事務）といった意見もあった。
男性ながらかわいらしいルックスが人気の千葉雄大。最近では、かわいらしさを自覚した確信犯的“ブリッコキャラ”や、意外と毒舌という面も見せ、ギャップがますます人気に拍車をかけている。
千葉を選んだ人からは「顔や雰囲気がかわいいから」（３９歳／埼玉県）、「見た目が草食っぽい」（２７歳／大阪府／学生・フリーター）という声が多く、他に「テレビで、女性とつきあうのが面倒だという話をしていたのを聞いたことがあるから」（３０歳／茨城県／総務・人事・事務）という理由を挙げている人もいた。
