中田敦彦(オリエンタルラジオ)
中田敦彦(オリエンタルラジオ)

 2018年10月に、オリエンタルラジオ中田敦彦がウェブメディアの連載コラムで書いた内容が、当時、モラハラではないかと話題となった。“方針変更!「良い夫」やめました”というものだが、タレントの福田萌と結婚し、2児の父親でもある中田はそれまでイクメンとして知られてきただけに、妻に対する突然の宣言が大きな反響を呼んだのだ。言うことを聞きすぎて妻をつけ上がらせてしまったという中田に対し、福田は「要求がエスカレートして、夫への態度が悪かったのは本当に申し訳ない」とツイッターでコメントしたが、そもそも有名人が妻への不満を世間に公表するのは一種のモラハラ行為だという指摘が多く見られた。

 実は、中田敦彦以外にも妻に対するモラハラを疑われる芸能人は少なくない。中田と同じ芸人であるキングコング梶原雄太も、かつてモラハラを批判されたことがあった。16年5月2日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演した梶原は、妻を束縛する“7か条”を公開。これは“胸元の開いた服は禁止”、“パソコンでの外部交流禁止”、“男性医師による診察禁止”、“知人以外の美容師との接触禁止”、“イケメン芸人との接触禁止”、“同窓会の出席禁止”、“家ではナース服を着用”というもの。

 その内容にネット上では「よっぽど自分に自信がないんだな」「本当だったら病気を疑うレベル」などといった梶原のモラハラ行為を批判する声が、相次ぐ事態となった。それから2年半が経過しているが、不仲の噂は聞こえてこないので、梶原の妻はこの要求を受け入れているようだ。

 モラハラといえば、元K-1世界王者の魔裟斗も忘れてはならない。18年10月2日放送の『明日は我がミーティング』(TBS系)で、魔裟斗の亭主関白ぶりが取り上げられたのだが、その際、妻の矢沢心は魔裟斗家の驚きのルールを暴露。矢沢によると、魔裟斗が朝食に決まった店のパンしか食べないため、毎朝、矢沢が自転車で20分かけて買いに行くことや、晩酌のつまみは5品以上用意すること、缶ビールは飲む1時間半前に冷凍庫で冷やしておくことなどが自身に課されているという。

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