「あの『週刊女性』にジャニーズのオフィシャル写真が載っている!」
新年1号目となる1月5日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)のグラビアページを目にして、多くのマスコミ関係者が驚きの声を上げている。
「出版業界ではよく知られた話ですが、『週刊女性』とジャニーズは天敵として有名でした。『週刊女性』の主婦と生活社は、『JUNON』を発行しており、『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』も主催しています。ジャニーズタレントのライバルとなる若手イケメン俳優・タレントの登竜門で、ジャニーズと主婦と生活社とは、それをめぐり揉めたことがあり、長年NG関係にあったのです」(スポーツ紙記者)
そんな中、1月5日発売の『週刊女性』の誌面では、Hey!Say!JUMPの元旦東京ドーム公演『SENSE or LOVE』や、翌2日に帝国劇場で行われたKing&Princeの主演舞台『ジャニーズ King&Prince アイランド』の様子を紹介。ジャニーズの人気グループの、コンサート写真が掲載されたのだ。
「実は、昨年末にジャニーズサイドから“NGメディア”に電話があったようなんです」と、ある女性誌記者は明かす。
「週刊女性だけでなく、同じくジャニーズの天敵だと言われていた、『東京スポーツ』や『日刊ゲンダイ』にもジャニーズサイドから連絡があり、“2019年からおつきあいをしたい”と、提案があったそうです。今回の『週刊女性』のキンプリグラビアは、NG関係が解消された証なのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)
ジャニーズからの外交戦略の大異変。その背景にはネットニュースの影響力の高まりがあると、女性誌記者はつづける。
「スポーツ紙や女性誌には“ジャニ担”とも言われる、ジャニーズ担当の記者がいて、彼らを通してジャニーズの所属タレントのネガティブな報道をある程度コントロールしていたんです。ところが、最近はネットニュースの影響力がどんどん高まっていて、ジャニーズサイドとしてはネットもコントロールしたいという思惑が働いたようです。そこで、大きな影響力のネットメディアを持っている『週刊女性』『東京スポーツ』『日刊ゲンダイ』と“握手”しようと考えたのだと思われます」(前同)
犬猿の仲と言われていたジャニーズと各メディアが和解に至ったことはマスコミ業界の大転換。今年はどんなジャニーズ情報が報道されるのか楽しみだ!