２０１８年、バラエティ番組に出演した梅沢富美男が、妻に浮気がバレたときに、しゃべるぬいぐるみに代わりに謝らせてことなきを得たというエピソードを語っていた。梅沢は、そのぬいぐるみに“あれっくす”という名前をつけて溺愛しているという。
どちらかというとコワモテの梅沢がぬいぐるみを溺愛しているというのは、なかなか信じがたい話だが、梅沢のようにぬいぐるみを愛する人たちは多い。
有名なところではフィギュアスケートの羽生結弦選手だ。羽生選手はディズニーキャラクターの“くまのプーさん”が好きで、演技が終わると、リンクの上にはファンからのプレゼントであるプーさんのぬいぐるみが降り注ぐ。羽生選手にとって、プーさんは「そばにいると落ち着く」らしく、一種のお守りのようなものらしい。
つまみ枝豆の妻でタレントの江口ともみも、ぬいぐるみを子どものようにかわいがっている。２０１８年『有吉反省会』（日本テレビ系）で明かされたぬいぐるみ紛失事件は、ネットニュースにもなったので知っている人も多いのではないだろうか。江口が２月に、常に持ち歩いていたモグラのぬいぐるみ“もぐたろう”を新幹線の座席に忘れてしまったことをブログで告白。紛失場所と状況を説明し、もぐたろうの写真を多数掲載して、情報提供の協力を呼びかけた。江口は、自分にとってもぐたろうは「かけがえのない子ども」だと訴え、番組で公開捜索を行い、もぐたろうが無事発見され、江口と再会するまでが放送された。
サンドウィッチマンの伊達みきおは、２０１８年１月放送の『今夜くらべてみました』（日本テレビ系）で、ぬいぐるみ集めが趣味と明かし、スタジオを驚かせた。伊達は、ゾウやキリン、クマ、アザラシといった動物や、『それ行け！アンパンマン』（同局）の“あかちゃんまん”など、さまざまなぬいぐるみを所有しているという。番組では、それらが置いてある自宅の写真を公開したのだが、ぬいぐるみだらけで、まるで小さな女の子のような部屋を見て、ＭＣを務めるフットボールアワーの後藤輝基も「これはちょっとオレ引くわ……」と驚愕。ＨＫＴ４８の指原莉乃やゲストの八木亜希子もとまどいの表情を見せていた。
俳優の藤原竜也は、２０１６年３月放送の『王様のブランチ』（ＴＢＳ系）内のコーナー「買い物の達人」に出演した際、予算１０万円をすべてぬいぐるみに費やしたことがある。インテリアを買うため、ショップに立ち寄ったところ、スコットランドの有名クリエイターがデザインしたぬいぐるみを気に入った藤原は、ぬいぐるみを８体購入。藤原の思わぬ一面が話題になった。
藤原は、自作のぬいぐるみを常に持ち歩いていたこともある。そのぬいぐるみは『藤原竜也の一回道』（テレビ東京系）という番組のオリジナルキャラクターを作る企画の中で製作されたもので、自らデザインした、かなり個性的な見た目の“かいどう君”というぬいぐるみだった。楽屋や移動車、稽古場まで連れて回り、一緒に写った写真がＳＮＳにアップされると、個性的すぎるぬいぐるみに、ファンからは「狂気じみてる」「キモかわいい」といったコメントが寄せられていた。
ぬいぐるみとお風呂に入ると語ったのは、フリーアナウンサーの寺田ちひろだ。２０１８年１０月放送の『踊る！さんま御殿!!』（日本テレビ系）に出演した際、ぬいぐるみに囲まれた私生活を披露した寺田アナは、ぬいぐるみに“くまみ”という名前をつけて、悩みを聞いてもらったり、一緒にお風呂に入っていると明かした。寺田アナは、大小さまざまな「くまみ」を計４体持っており、小さいものは携帯電話につけてデートにも連れていくそうだ。
“ぬいぐるみ愛”は、子ども心を忘れない“ピュアな大人”の証拠!?
ツイート
シェア
LINEで送る
