指原莉乃
指原莉乃

 1月13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)が、NGT48の山口真帆(23)が昨年12月、男性ファン2人から自宅押しかけの被害を受けた事件を取り上げた。

 同じくAKB48系グループのHKT48所属の指原莉乃(26)はこの件について運営の対応がすべて悪かったと言及。社会学者の古市憲寿から「指原さんも引退するのだし、NGTのトップになったらいいじゃないですか」と提案されると、指原が「現状ではえらい人たちが仕切っても何も出来ていないので、私がトップに立っても何も出来ないとは思う」と返答。これにダウンタウン松本人志(55)が「それはお得意の体を使ってなんとかするとかさ。そういうやり方も」とちゃかした。

 指原はこれを受けて「なに? なに言ってるんですか!? やば……」と返したが、松本のこのひと言に世間からバッシングが集中。ひどいセクハラ発言」といった批判の声が上がり、騒動となった。

 指原はこの騒動を受けてか、15日夜にツイッターを更新。<ワイドナショー、緊張しすぎて本当に記憶がほとんどなく…改めて録画をチェック………松本さんが干されますように!!!>とツイートした。

「指原のツイートに松本も“指原様~!”と返してひと笑い起き、騒動が収束しかけたのですが、脳科学者の茂木健一郎(56)がいっちょかみしてきたんです。茂木は、番組放送直後にもブログで“番組のスタッフの感覚と、世間の感覚が少しずれてしまっている”と厳しく言い放っているのですが、指原の“干されますように”についても大絶賛。ツイッターで“こういうのが、スタアなんだよなあ。松本さんが干されるとは思わなけど、さっしーはほんとうに偉い”とつぶやいていました。指原のつぶやきも騒動の収束を狙ったプロレス的な発言だったようにも見えたのですが、茂木が蒸し返したことで、再びネットでこの件が盛り上がってしまったんです」(放送作家)

 茂木健一郎は脳科学研究の権威で、発言の影響力は大きい。しかし、ブログやツイッターで、消えかけた火種に火をつけるような“蒸し返し癖”があり「業界内で恐れられている」(前同)という。

 茂木は、昨年12月2日の『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)放送後の、とろサーモン久保田かずのぶ(39)と、スーパーマラドーナ・武智(40)によるインスタライブでの上沼恵美子(63)への暴言&大炎上騒動についても言及している。

 茂木は騒動から1週間後の12月8日に、「M1グランプリの審査員の方に対する『暴言』について」というタイトルでブログを更新。武智が発した「オバハン」や「更年期障害」といった、女性を蔑視するような言葉を批判し、久保田の「自分目線の、自分の感情だけで審査せんとってください」という上沼の審査への批判発言には、「人間の脳においては、客観的な基準やロジックに基づく思考もありますが、最初に起こるのは感情的な好き嫌いの反応で、基準やロジックはそれを後付けで説明するために用いられることが多い」などと、脳科学的な見地から一連の騒動を取り上げた。

「すでに久保田、武智の当人がツイッターや劇場で謝罪し、上沼も“相手にしていない”との態度で、表面上はある程度収まっていた。しかし、そのタイミングで茂木がブログで取り上げたことで、ネットニュースになって再燃してしまったんです」(前出の放送作家)

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