1月16日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に木村拓哉(46)と俳優の小日向文世(64)が出演。互いの主張で真っ向勝負の激論となり、視聴者を沸かせた。
「ホンマでっか!? どっち派討論会!」のコーナーで、木村は「映画を観た後、自分の行動が映画に影響される派か、されない派か」という議題を挙げ、明石家さんま(63)と木村は“影響される派”に、俳優の小日向は、意外にも“影響されない派”に分かれた。
“影響される派”の木村は、自身の演じる役に引っ張られるのではなく、単純にいち視聴者として映画を観た後に影響されるそうで、ド派手なカーアクションの映画『ワイルド・スピード』などを観た後は、「パーキングに一発で入れないと嫌」「エンジンを切る前には一発ブオンと吹かす」など映画にモロに影響を受けてしまうと語った。
これに対し、“影響されない派”の小日向は、映画の登場人物になりきってしまう心理が「恥ずかしい」「ダサいと思う」と主張。木村とは考え方がまったく違う結果となった。
この結果を受けて、法律評論家の堀井亜生(41)は、木村が検事役で出演した大ヒットドラマ『HERO』(フジテレビ系)を例に挙げ、それまであまり人気のなかった検事を志望する人が急増したと語り、「映画とかドラマって人生に影響を与える」「(作品の)内容が具体的なほどイメージが膨らみやすく、影響されやすい」と語り、これには小日向も納得の表情を浮かべた。
また、小日向が挙げた「携帯電話の充電はなくなったらする派か、こまめにする派か」という議題になると、木村は“こまめにする派”、小日向は“まとめてする派”と、再び意見が分かれた。木村は携帯の充電が「50%を切ったらかなりイヤ」「10%台にいったら、かなりもうドキドキしています」と、心配性な一面を見せた。
そんな木村に対し、小日向は「電源切ればいいのよ。電源を切ればなくならないから」と、身も蓋もない発言をし、木村も「それは俺も知っています」と返され、スタジオを爆笑させた。
ちなみにスマホの電池切れで感じるストレスの大きさは、ある調査によると「夏場にエアコンが故障した」「満員電車で他人と肌が触れ合う」のと同じレベルのストレスだという。
この2つの激論に、ネットでは「映画やドラマは自分の知らない世界に触れる窓口だからね」「映画にまったく影響されない人っているの?」「影響され過ぎの自分が怖い」という意見や、携帯充電に関して「確かに充電切れるのはストレスだわ」といった反響があった。
いつもクールなキムタクの意外な面が明らかになった放送だった。