渡辺直美
渡辺直美

 その利便性から若者だけではなく、高齢者も多くが利用しているLINE。現代人必須のコミュニケーションツールと言ってもいいのだが、芸能界では、なぜかLINEに対する不満を口にするタレントが少なくない。

 周囲からLINEの利用を促されながらも、拒否しているのがTOKIOの松岡昌宏だ。そもそもいまだにスマホではなくガラケーを愛用しているそうで、友人からLINEでのやりとりを求められると利用していないことを伝え、ショートメールでの連絡をお願いしているという。

 そのため、飲み仲間である俳優の唐沢寿明からは、飲食店の情報をLINEで送れずに面倒だと叱られることもあるとか。なんでも、“血が通ってないものはダメだ”というポリシーがあるらしく、スマホどころかパソコンさえも使用していないというから、そのアナログぶりには驚かされる。

 お笑いタレントの渡辺直美は2018年5月15日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、LINEの返信を催促する行為について不満を漏らしていた。渡辺によると、LINEの返信が1、2時間遅れただけで、「既読スルー乙」「おーい」などと返信を催促してくる人たちが多いという。

 食事中に携帯電話を操作したくないという渡辺は、食後にLINEの返信をしているそうだが、その間にも「何してんの?」などといった催促のメッセージが後を絶たないのだとか。渡辺にとって、そうした催促がかなりの負担になっているようで、場合によっては返信をしないこともあると語っていた。

 自ら作った東京NSC出身者のLINEグループを退会してしまったのが、品川庄司品川祐。18年12月6日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演した品川によると、「B’z好きな人いる?」とLINEグループで呼びかけたものの、なぜか参加者52人全員に“既読スルー”されてしまったという。

 それに対し、「B’zがこんなに人気ないわけない。オレの人気がないんだ」とショックを受けた品川は、自ら作ったLINEグループにもかかわらず、退会してしまったのだとか。それを心配した相方の庄司智春がLINEグループに戻ってほしいと懇願したが、品川は「(相方以外の)誰からも戻ってきてと言われない」と寂しげな表情を浮かべていた。

 さまざまな理由で、LINEの利用から遠ざかる芸能人たち。便利な機能が充実しているが、それほど必要がないのであれば、無理して利用することはないのかもしれない。

あわせて読む:
・『鉄腕ダッシュ』TOKIOの松岡昌宏の“狩人化”が進行中
・渡辺直美の個性的すぎるNYスタイルに爆笑の嵐!「ベイマックスみたい」
・芸人仲間が明かした、品川祐が「干される理由」