中居正広
中居正広

 中居正広(46)が抱える5つのレギュラー番組のうち、『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)と『ナカイの窓』(日本テレビ系)が3月いっぱいで打ち切りになることが明らかになった。両番組とも視聴率が1ケタ台ではあるが、打ち切りになるほどひどい数字ではないという。

「不可解ともいえる番組終了の裏では、ついに中居が事務所移籍の腹を決めて、仕事を整理し始めたのではないか、との予測が広がっています」(芸能プロ関係者)

 昨年のタッキー&翼の解散、滝沢秀明(36)の芸能界引退と裏方への転身、1月27日に発表されたの2020年活動休止など、ここにきてジャニーズ事務所が一つの“転換期”を迎えている。

 この流れの中で、中居自身もなんらかの“次なる展開”を考えていることは確かだろう。このことに関して、同日、1月24日発売の2つの週刊誌が、それぞれまったく異なる見解の記事を掲載している。

 まずは、『週刊文春』(文藝春秋)。

 昨年、中居があるテレビプロデューサーに「新しい地図」の草なぎ剛(44)、稲垣吾郎(45)、香取慎吾(41)の3人を、地上波の番組に使ってくれないかと持ちかけたことを明らかにし、そのことでジャニーズ事務所を困惑させていると報じた。

「記事では、中居のジャニーズ事務所退所や、新しい地図の3人との再合体などについてはひと言も触れていませんが、中居の動きに、なにやらきな臭いものがあることは十分感じられますね」(芸能記者)

 一方、『女性セブン』(小学館)2月7日号の記事は、中居には独立などの意思はまったくなく、自分の番組を、King&Princeなど後輩に譲りたいと考えていると報じた。

「キンプリら、ジャニーズの後輩に仕事を譲った後、彼自身は、マンネリに陥らないよう仕事をセーブしていこうというのが、今回の2番組終了の真実、ということでした」(前出の芸能記者)

 どちらの報道もおそらく正しいのではと、芸能記者は続ける。

「中居は新しい地図の3人と今でも連絡を取り合っており、彼らを応援したいという気持ちを持っているのは事実でしょう。その一方でキンプリを高く評価し、ジャニーズの次代を担う若手アイドルグループに育ってほしいと考えていることも間違いないと思われます。ただそれは、今後の彼の身の振り方で大きく変化していくでしょう。つまり、6月に行われるというジャニーズ事務所との契約交渉で、中居がどんな判断を下すか。端的に言えば、残留か退社か、ということです」(前同)

 芸能界を巻き込む、激動期にあるジャニーズ事務所。このジャニーズ波乱の時代に、中居はどのような選択をするのだろうか。

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