山口達也
山口達也

 日本中のファンが固唾を飲んで見守った、1月27日午後8時から緊急で行われたの「活動休止記者会見」。嵐の5人は2020年いっぱいでグループの活動を休止し、リーダーの大野智(38)は、芸能活動自体も休止することを明かした。

 1時間20分にもおよぶ長時間の会見には100人以上の報道陣が詰めかけ、5人それぞれが活動休止を決めた経緯やグループやファンへの思いなどを語った。

 こうした、ジャニーズ関連の大々的な記者会見といえば、元TOKIOの山口達也(47)の謝罪会見が思い起こされる。

 山口は、2018年2月に女子高生に対して強制わいせつを行った容疑で書類送検されていたことが、4月25日に報じられ、ジャニーズ事務所から無期限謹慎処分を受けた。その後、レギュラー番組からの降板、TOKIOからの脱退およびジャニーズ事務所との契約解除となったもので、山口の謝罪会見は、報道の翌日、昨年4月26日に行われた。

 山口の謝罪会見と今回の嵐の活動休止会見をともに担当した民放局情報番組スタッフはこう言う。

「実は、今回の嵐の会見は、山口のときとは大違いで、ある意味、衝撃的でした。山口のときは不祥事の報道だったのにもかかわらず、テレビ各局に、番組で使用する映像についてジャニーズから“これを使ってほしい”“その映像はNG”といった、細かい指示がありました。ところが今回の嵐の場合は“おたくにある素材を好きなように使っていい”という感じでした。この寛大すぎる態度には、正直、違和感がありましたね」

 今回は、民放テレビ局だけでなくNHKもニュース番組で嵐の活動休止を伝えた。その際には『紅白歌合戦』などの映像を使用。同日午後10時放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)でも速報的に嵐の活動休止会見の模様を大々的に取り上げた。

「ジャニーズ事務所だけでなく大手の芸能プロダクションは、報道であっても番組で使用する映像素材のチェックに厳しいのですが、今回の嵐の映像素材に関する対応は“異例中の異例”。通常なら特に厳しいジャニーズの今回の対応に“何か気味が悪い”と各社の芸能担当の間でもささやかれています。ジャニーズサイドの取材陣におもねるような対応を見ると、何か裏があるんじゃないかと思ってしまうんです。嵐の2020年いっぱいでの活動休止は、まず大野が切り出し、メンバー全員で何度も話し合いを重ね、全員が納得するかたちで決まったということですが、本当にそれだけなのかと……。このあと、誰かのスキャンダルが明るみに出る……といった大きな展開もあるのではないかと警戒しています」(民放局情報番組スタッフ)

 数々の人気番組やCM出演、東京五輪関連のプロジェクトなどにも携わる国民的人気グループ・嵐の突然の活動休止発表。しばらく騒動は収まらないのかもしれない。

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