みやぞん(ANZEN漫才)
みやぞん(ANZEN漫才)

 ANZEN漫才のみやぞん(33)が、素潜りに挑戦するも失敗。そのときに発したポジティブな発言が、視聴者を感動させたようだ。

 この発言が出たのは、1月27日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でのこと。みやぞんは“世界の果てまでイッタきり”のコスタリカ編で、スピアフィッシングでキハダマグロ漁に挑戦することに。

 スピアフィッシングとは、素潜りで水中銃を使って魚をとる漁法のこと。潜水技術が必要なため、1日目はプールで息止めを訓練。みやぞんは最初は53秒しかできなかったが、腹式呼吸を習い1分53秒の息止めに成功した。

 2日目は水中銃の使い方を学び、3日目は海に出て潜水訓練。しかし、みやぞんは“耳抜き”ができない体質のため何度トライしても耳が痛くなり、2メートル地点でUターンしてしまう。獲物のキハダマグロは水深10メートルから20メートルを泳いでいるため、これでは近づくことさえできない。

 しかし、みやぞんは、そんなことでは落ち込まず「ここで10メートルいかないで、悩んでしかめっつらするよりも、楽しい選択! もう、突いてしまいましょう! 小さい魚から、どんどん大きくしていこうよ!」と、潜水できる範囲で魚を突いていこうと提案。現地スタッフも「良いアイデアだ! 今日は純粋にスピアフィッシングを楽しもう」と、みやぞんのポジティブな提案に同意し、なんとか企画が続行された。

 このみやぞんの発言に、視聴者はツイッター上で「楽しめる方に切り換えてるの、本当に参考になる」「めっちゃ響いた。バラエティ見ているはずなのに涙が止まらない」「みやぞんの前向きさは見習いたい」などと、称賛の声が相次いだ。

 この日の放送の平均視聴率は20.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、やらせ騒動後、初の20%台となった。宮川大輔(46)の祭企画が姿を消し、番組の勢いが弱くなっている中、みやぞんのポジティブな発言は特に印象的だったようだ。

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