ベッキー
ベッキー

 “雀聖”と称された阿佐田哲也が本誌『週刊大衆』で、1969年から1972年にかけて連載した『麻雀放浪記』。

 戦後日本を代表するピカレスクロマンとして名高い本作だが、本作の名を冠した映画『麻雀放浪記2020』(東映・4月5日公開)が、公開を前にして話題沸騰中だ。

「主役の麻雀打ち“坊や哲”を演じるのが斎藤工(37)で、監督を務めるのが白石和彌。今の日本映画界で一番勢いのある俳優と監督だけに、黙っていても注目される作品です。なのに“問題”が続出しているんです」

 興奮気味に語るのはさる映画ライター。この映画に何が起きているのか。

「まず12月に出品が予定されていた第3回マカオ国際映画祭では“内容が過激すぎる”との理由で、急遽出品中止になりました。また、主演の斎藤工が、2月12日の『ベストフンドシストアワード』の受賞式で、“設定自体がお叱りを受けています”とコメント。国会議員試写会を行ったところ、第三次世界大戦が勃発し、東京五輪が中止になるという設定が物議を醸し、公開が危ぶまれる事態になっているというんです」(前同)

 映画には竹中直人(62)や的場浩司(49)、ベッキー(34)など錚々たる顔ぶれの共演者も、トラブルにはやきもきしていることだろう。とくに、巨人の片岡治大コーチ(35)と結婚したばかりのベッキーは、演技に相当熱を入れていたというから、なおさらだろう。

「ベッキーの麻雀シーンは、見どころの一つで、複雑なイカサマ技をスマートにこなしています。麻雀を覚えるだけでも大変なのに、難易度の高いイカサマ技まで習得するなんて、相当練習してきた証拠。並々ならぬ気迫を感じますね」(関係者)

 ちなみに本家本元の『麻雀放浪記』は嶺岸信明による劇画が『週刊大衆』で連載中。斎藤工が演じる坊や哲が、どんなキャラクターなのか知りたい方は、発売中のコミックスを読んでみることをオススメする。

 

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