「ボートレースアンバサダー」植木通彦氏
「ボートレースアンバサダー」植木通彦氏

「ボートレースアンバサダー」として、ボートレースの魅力を多くの人々に発信している植木通彦氏。前回の当コラムでは「モーター整備の重要性」を中心にお話いただいたが、今回はオススメのレーサーについて聞いた!

――ボートレーサーといえば、ビジュアル面でもイケメンや美女も多数。たくさんのファンを魅了している。植木氏にとって、カッコイイレーサーとは?

■ジャニーズのようなアイドルユニット!?

植木通彦氏(以下、植木)「みんなイケメンだと思いますよ。メイクなんかすれば、ジャニーズにいってもいいくらい。アイドルユニット作りたいですよ(笑)」

――それは面白い。ぜひ、期待しています!

植木「各ボートレース場の開催初日の朝、第1Rの前に行われる出場レーサーの紹介式・オープニングセレモニーも楽しいですよ。そして、本場で走る姿を見てください。それが、すごく格好いいですから」

――なるほど、「走りぶりもカッコイイ、美しい」レーサー。実に、魅力的である。

植木「例えば、桐生順平選手。彼は、魅せるレースをしてくれます。3周回、熱く応援できるレーサーです」

――桐生選手といえば、一昨年のグランプリを制した賞金王。その走りはシビれるものがある。また、女子で注目するならどのレーサーだろうか。

■クイーンズクライマックス出場者は素晴らしい

植木「やはり、プレミアムG1クイーンズクライマックスの出場者ですね。レバーを握る位置、握り込むタイミングというのは非常に難しいのですが、彼女たちは素晴らしい走りをします」

――確かに、クイーンズクライマックスで華麗な激闘をくり広げた女子レーサーたちは眩しいほどの輝きを放っている。その輝きは今年も健在だ。

 ちなみに、先日行われた芦屋G1。ここには、クイーンズクライマックスにも出場した昨年の賞金女王・小野生奈選手が出走していた。開催4日目の第5R、私は小野選手を狙い撃ち。すると、男子の強豪レーサー相手にマクリ切って、3連単152.4倍を的中できた!

 鮮やかな航跡を描くお気に入りのレーサーを観戦しながら、舟券も的中。これも、ボートレースの醍醐味である。

 植木氏に教えていただいたレーサーの魅力。ボートレースのレジェンドならではの視点を参考にしながら、これからも「水上の格闘技」に注目していきたい!

うえき・みちひこ 1968年生まれ、福岡県出身。ボートレースの世界で、“艇王”と謳われたレジェンド。公営競技史上初の年間獲得賞金2億円を手にし、生涯獲得賞金22億円を突破するなど活躍。引退後は“ボートレーサー養成所(旧やまと学校)”所長として後進の育成にあたった後、要職を経てボートレースアンバサダーに就任。

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