ビートたけし(北野武)
ビートたけし(北野武)

 自らが立ち上げた芸能事務所『オフィス北野』を昨年3月に退所。現在は、株式会社『TNゴン』を拠点に、精力的に活動を続けるビートたけし(72)。

 NHK大河ドラマいだてん』では古今亭志ん生役を演じるなど、古希を過ぎてもレギュラー6本と大人気。今月6日にゲスト出演したラジオ番組では、「いいね、事務所独立すると!笑うね。お金が取られない!」と、上機嫌でまくしたてて、公私とも絶好調であることをアピールしている。

「通常、芸能事務所はタレントギャラの3~5割を取っていきます。たけしさんの古巣であるオフィス北野さんは、3割が事務所の取り分だったはず。7割が取り分というのは、タレントとしては好条件ですね。ただ、独立後は、たけしさんも取締役を務める会社に全額入るわけですから、取り分は大きくアップしたでしょうね」(芸能記者)

 まさにウハウハ状態だが、好事魔多し。実はテレビ局関係者の間では、“たけしリスク”が囁かれ始めているという。

「一部の冠番組で視聴率が低迷しています。特にフジテレビ系で放送している『奇跡体験!アンビリーバボー』は深刻で、ギャラに見合った数字が取れないと、編成会議でやり玉に挙がっているとか」(前同)

 また、『週刊大衆』既報の「滑舌問題」も深刻なようだ。

「バイク事故の後遺症でしょうが、最近、たけしさんの滑舌が悪く、視聴者からクレームが入ることもあります。台詞の多い『いだてん』は特に深刻で、視聴率が1桁台に低迷しているのは、“志ん生役にたけしさんを起用したからでは”との声もあるようです」(同)

 現在は各局とも静観の姿勢だが、「改編時に、雪崩を打ってレギュラー番組が消滅する可能性もある」(民放局関係者)という。しかし、そんなたけしに“頼もしい援軍”が登場したのだ。

「大手百貨店グループの元社長を務めたX氏が、たけしさんの会社のアドバイザー的な存在となったようなんです。超一流大学を卒業後、営業畑を歩いたX氏は、凄腕のビジネスマン。芸能活動以外のたけしさんの新事業を、強力にサポートしてくれるはずです」(前出の記者)

 映画はもちろん、アパレル、絵画、飲食業にも挑戦したことがあるたけし。

「X氏の協力の元、たけしの商標を使った新事業が軌道に乗れば、テレビの仕事をセーブしても、悠々自適でしょう」(前同)

 たけしの快進撃は、まだまだ続きそうだ。2月25日発売の『週刊大衆』ではこの他、有働由美子に舞い込んでいるという五十路写真集のオファーについてなど、最新の芸能ニュースを掲載している。

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