2月19日、タレントの堀ちえみ(52)が、ステージ4の下舌がんを患っていることを公表した。
堀は、22日の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系、収録)にも出演し、現在の病状を明かした。
「最初に異変に気づいたのは、昨夏。舌の裏にできた“小さい口内炎”だったといいます。しかし、それは一向に良くならず、11月にはレーザーで焼くも治らず。痛みで夜も眠れなくなり、今年に入り大学病院で検査すると、がんであることが分かり、首のリンパ節への転移も発見されたそうです。そのとき、すでにステージ4の状態だったといいます」(女性誌記者)
『宮元通りクリニック』の渡會敏之院長は、こう言う。「当該の医者には厳しい言い方ですが、口内炎は薬を飲めば数日で治るもの。それが長期間治らない時点で、おかしいと気づくべきでした。また、レーザーで焼く前に、生検(病変の一部を採り、顕微鏡で詳しく調べる検査)をすべきだった。そこで、がんは発見できていたわけですから……」
堀といえば、3度の結婚を経て、現在は7人の子どもの母だ。1989年、21歳のときに11歳上の外科医と結婚し、3人の男の子をもうけるが、99年に離婚。00年に出版社社員と再婚し、1男1女に恵まれるが、10年に離婚。そして11年、ずっと彼女のファンだったという一般男性と再々婚。現夫の連れ子2人と合わせ、7人のママとなった。
そんな彼女は、『週刊大衆』17年5月29日号の「美女トーク」出演の際は、今の夫との出会いを赤裸々に語り、〈彼は「何があっても守るから」って言ってくれたんです〉と明かしていた。さらに子どものことについても、〈みんな本当に仲がいいんですよ。ライブも4人で見に来てくれて、“ちえみちゃーん”って声援をくれました〉と語っていた。
「堀さんはブログで、〈このまま治療せずに人生の幕を閉じてもいいのかな〉とも考えていたと語っています。ですが、夫とともに子ども全員に病気を伝えていく中、一番下の高校1年生の娘に、〈リウマチのお薬のおかげでやっと良くなって全身の痛みから解放されて今度は癌だなんて辛すぎる〉と泣かれ、自身も号泣。闘病の決意をしたといいます」(前出の女性誌記者)
22日に手術を行い、今後長い治療が待っている彼女には、80年代をともに駆け抜けた早見優、松本伊代、薬丸裕英、本木雅弘ら芸能界の友人からも熱いエールが届いている。堀は、闘病を明かしたブログの最後を、こう綴る。〈力いっぱい闘って、必ず戻って来ます。私は負けない!〉愛する夫、7人の子ども、多くの仲間のサポートを背に、「負けるな堀ちえみ」!
2月25日発売の『週刊大衆』ではそのほかに、長嶋茂雄と張本勲の43年間を追った「知られざる愛憎43年」などのスポーツニュースや芸能ニュースを多数特集している。